BlueNote TOKYO
ARCHIVE 2009/04

2009/04/30

CANDY DULFER - ☆ メッセージ from...

cns_banner_l.jpg

母の日






☆ キャンディ・ダルファーより動画メッセージが届きました !
シーラ E. との夢共演は、いよいよ来週の水曜日より開宴 !!





● 最新譜『ファンクド・アップ』より






● Candy Dulfer & Sheila E - Jammin On The Streets

:スイスのモントルー・ジャズ・フェスティバルでのできごととの事です。







● この共演が、もうすぐブルーノート東京にて再び実現です。




2009/04/27

OSCAR CASTRO NEVES - ☆ P+M映像 : OSCAR...

☆ 公演初日ライブ映像 & メッセージ


初夏の訪れのこの季節、
今夜もブルーノート東京はブラジル・リオの太陽とそよ風を感じさせる夕べを迎えます。






4/26 sun - 5/2 sat.
OSCAR CASTRO-NEVES
"BRAZILIAN SONGS & STORIES of BOSSA NOVA CELEBRATION"
with MARCO BOSCO, PAULO CALASANS & MARCELO MARIANO
special guests AIRTO MOREIRA & LEILA PINHEIRO
 width=



'12 Bloggin' BNT by 原田和典 , OSCAR CASTRO NEVES - - report : OSCAR C...

YMB_0160.jpg


原田和典の公演初日レポート:
OSCAR CASTRO-NEVES
"BRAZILIAN SONGS & STORIES of BOSSA NOVA CELEBRATION"
with MARCO BOSCO, PAULO CALASANS & MARCELO MARIANO
special guests AIRTO MOREIRA & LEILA PINHEIRO



半世紀もの長きにわたって、心のこもった響きをじっくりと、大切に大切に奏であげてきた“音の詩人”。
それがぼくのオスカー・カストロ・ネヴィスに対するイメージです。

彼の名前が入っているレコードやCDを聴けば、まずハズレをつかむことはありません。それはライヴでも同様です。彼がギターを爪弾けば、それだけで周りの空気が和み、オーディエンスは皆、笑顔になります。
決して派手なことはやりません。これみよがしの技など、出しません。だけど溢れんばかりのメロディがあります。限りなく広がるハーモニーがあります。

この日のステージも、そんな彼の職人芸が満載でした。とにかく、世界が深い。プレイにコクがある。和音の使い方には、うっとりさせられるばかりでした。「ブラジル音楽はもともとハーモニーが豊かなんだよ」という声も聞こえてきそうですが、いまのぼくは、“それはわかる。だけど、オスカーの豊かさはまた一段と格別なのだ”、と胸を張って言いたい気持ちです。熱心なファンの方なら、彼が1960年代、ピアニストとしても素敵な作品を出していることをご存知でしょう。オスカーの頭の中にはたぶん、何十ものピアノやギターが棲んでいてオーケストレーションを奏でているに違いありません。

あまりにも偉大なパーカッション奏者であるアイアート・モレイラがドラマーとして、ステディなビートを刻んでいたのも印象的でした。ぼくは彼のドラミングが大好きで、サンバランソ・トリオや、トロンボーン奏者ラウル・ジ・スーザ(ハウル・ヂ・ソウサ)のレコードをむさぼるように聴いたものです。ジャズ・サンバの最高峰のドラマーだと思っています。そのアイアートが、ボサ・ノヴァを叩く。しかも鮮やかに。それを見聴きしてぼくはさらに豊かな気分を味わいました(彼のパーカッションを満喫したいファンの方も、とっておきのソロ・コーナーがありますのでご安心を)。

むくつけき男たち(失礼)の中に混じって紅一点のレイラ・ピニェイロが出てくると、ステージは花が咲いたようになりました。豊かな声量、巧みな日本語を交えたMCでファンの心をつかみます。オスカーとの二重唱も決まりすぎるほど決まっていました。

飛び切りの職人たちがおくる夕べは金曜日まで続きますが、もう一回見に行っちゃおうかと考えてます。
昨日のライブ映像がこのブログの別ページにアップされるようですので、そちらも是非見てください。
(原田 2009/4/26)


● 4/25 sun. 〜 5/1 sat.
OSCAR CASTRO NEVES "BRAZILIAN SONGS & STORIES OF BOSSA NOVA CELEBRATION
 width=

oscar_web1.jpg
airtpsoloper.jpg




<< プロフィール・原田和典 >>
1970年生まれ。ジャズ誌編集長を経て、2005年ソロ活動を開始。
著書に『原田和典のJAZZ徒然草 地の巻』(プリズム)
『新・コルトレーンを聴け!』(ゴマ文庫)、
『世界最高のジャズ』(光文社新書)、
『清志郎を聴こうぜ!』(主婦と生活社)等。
共著に『猫ジャケ』(ミュージックマガジン)、
監修に『ジャズ・サックス・ディスク・ガイド』(シンコーミュージック・エンターテイメント)。好物は温泉、散歩、猫。



2009/04/23

JOSHUA REDMAN - ☆ P+M映像 : JOSHU...

☆ JOSHUA REDMAN 公演初日ライブ & インタビュー映像


ジョシュア・レッドマン・トリオ
ものすごいインターミット・パフォーマンス
のめり込み必至の3人による、自在の音楽性を少し ↓↓こちら↓↓ でご覧下さい。




● JOSHUA REDMAN with REUBEN ROGERS & GREG HUTCHENSON
4/21 tue - 4/25 sat.
joshua redman ジョシュア・レッドマン サックス 男の生き様 width=



'12 Bloggin' BNT by 原田和典 , JOSHUA REDMAN - - report : JOSHUA ...

JOSHUA1.jpg


原田和典・公演レポート: JOSHUA REDMAN with REUBEN ROGERS & GREG HUTCHENSON


ジョシュア・レッドマンの登場は久しぶりのような気がします。

しかも今回は、ベース、ドラムスとの、いわゆるサックス・トリオでの公演。彼がこの編成で演奏するのは、日本では初めてのことです。

サックス・トリオは、サックス奏者にとって最もハードで、それだけにやりがいのあるフォーマットだといわれています。ピアノやギターのように和音を楽々と出せる楽器もありません。単音楽器であるサックスがメロディをリードし、ときにはハーモニーの行方を指し示さなくてはいけない。これは大変なことです。

1950年代にはソニー・ロリンズが、60年代にはオーネット・コールマンやアルバート・アイラーがサックス・トリオで素晴らしいアルバムを吹き込んでいます。70年代にはジョン・サーマンやデヴィッド・マレイが目の覚めるようなトリオ作品を残しています。こうした先人たちが登りつめた“峰”に、ジョシュアは挑んでいるわけです。

きくところによると、彼はジャズ・ミュージシャンとして活動を始めた当時、よくサックス・トリオで演奏していたそうです。ピアノの置いてあるジャズ・クラブはニューヨークに決して多いわけではなく、しかもそうした店には名のある音楽家が出るため、まだ無名だったジョシュアは必然的にピアノのない場所で演奏するしかなかったのです。'93年にワーナー・ブラザーズからファースト・アルバムを発表するまで、ジョシュアはベーシストやドラマーと共に、小さなライヴ・スポットで繰り返し演奏を重ねたのでした。今回のサックス・トリオによるワールド・ツアーは、彼にとって“原点回帰”的なニュアンスもあるのかもしれません。

最新作『コンパス』からの曲を軸に、「オータム・イン・ニューヨーク」、ロリンズの名演で有名な「マック・ザ・ナイフ(モリタート)」などのスタンダード・ナンバーも交えたステージは、緊張感とリラックスした雰囲気が絶妙に融合された、実に楽しめるものでした。ルーベン・ロジャースとグレゴリー・ハッチンソンも、あの手この手で演奏のテンションを高めてゆきます。このバンドでは、全員が対等なのです。

スマート、シャープ、そしてスタイリッシュ。ジョシュア、ルーベン、グレゴリーはサックス・トリオの新しい扉を開こうとしています。彼らの‘うた’は、会場につめかけたすべてのファンの心を射抜くことでしょう。このトリオの公演は土曜日まで続きます。どうかお見逃しなく!
(原田 2009/4/22)


4/21 tue - 25 sat.
JOSHUA REDMAN 公演
☆ 初日公演からのライブ&インタビュー映像はこちら

☆ 公演の詳細はこちら

JOSHUA2.jpg



2009/04/21

OMAR SOSA - - 進化し続ける音楽...

OS_web01.jpg
OMAR SOSA オマール ソーサ ピアノ キューバ CDプレゼント width=


進化し続ける音楽性:オマール・ソーサ

初めて当店に姿を現したのは、2003年の夏。
以来、毎年彼の音楽に触れるのを楽しみにしている人は数知れず。
なぜなら、毎回その音楽の進化の度合いに驚かされる訳です。

初登場時、度肝を抜かれたとはまさにこのこと、
キューバの女性ヴォーカリストやラッパーを引き連れての壮大とも言えるグルーヴ、
そしてそのグルーヴにのった驚異的な速度と音数のピアノ・ソロ、
時には表現の幅がひろがりすぎてピアノの上に立ち上がってのってしまうことも。

真っ白の衣装に身を包んでの登場、赤いロウソクを持ってお清めのお祓い後にピアノに座った瞬間、空気が一気に変わるクラブ内。
もはや、キューバ出身という肩書きは相応しくない、何か "宇宙出身" とでも名乗られても不思議でないスケール感があります。

モーション・ブルー・ヨコハマにて録音されたライブ・アルバムはパーカッションとのデュオ・パフォーマンス、すでに今世紀のライブ・アルバムの名盤のひとつとの論評もどこかで目にしました。

2004年、前年の大所帯バンドからの変遷はモロッコ出身・ダッファー・ヨーゼフを擁するクインテット編成へ、そして1日限りの DJ スピナとの共演が実現、当店でも類稀に見るオール・スタンディングでの歴史的な熱狂のライブ、強烈なピアノとスクラッチの掛け合いが繰り広げられました。

その後も、オマールの進化は続く。
2005年には、JB Horn's のピー・ウィー・エリスを迎えての公演。
ファンキー・サックスとの共演は意外であったものの、確かに新たな小宇宙がそこでは創造されました。この頃から、ピアノにエレクトロニクスを付帯させる試みが本格的に。

近年の特徴は、溢れんばかりの激情グルーヴが現れるのではなく、むしろ調和の世界へ。
自身のルーツを探求した、原点回帰・アフリカへ思いを馳せる世界へ傾倒。
相変わらず独特の世界とスケール感、その中に溶け込むエレクトロニクスがさらなるバンド皆を調和させる促進剤となり、ピアノとフェンダー・ローズにエフェクターやエレクトロニクスを絡ませた、唯一無二の独創的な世界が毎パフォーマンス都度、無限に発展していく。

いったい、このアーティストの10年後はどのような世界を見せてくれるのでしょうか。
いえ、むしろ1年後の姿ですら想像ができません。





OMARCDPRESENT.jpg


● 今回登場の JULIO BARRETTO を含むトリオの映像。
 今回は、アフリカン・インストゥルメンタルの使い・モラ・シラがこの3人に加わります。。。。
いったい、どのような世界になるのでしょうか、想像を楽しみましょう。






● 前作より、♪ LIGHTNING SKY






● オマールのピアノ旋律、モラ・シラの壮大な世界、垣間みれます。





● オマールの純粋なピアノ・ソロに注目。




2009/04/16

FOURPLAY - ☆ P+M映像 : FOURP...

☆ FOURPLAY : 公演初日ライブ映像 & メッセージ


KINGS of CONTEMPORARY FUSION,
スーパー・グループ・FOURPLAYが登場です。

公演は、4/20 mon まで。
王様たちが集うこの機会を是非お見逃しなく!





4/15 wed. - 4/20 mon.
FOURPLAY
↓初日のセットリストはこちら↓



123