BlueNote TOKYO

'11 Bloggin' BNT by 原田和典 , DAVID SANBORN - - report : DAVID S...

2011/12/02

サンボーン - david sanborn
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公演初日リポート:DAVID SANBORN



デヴィッド・サンボーンがブルーノート東京に帰ってきました。出演日程が発表されると同時に電話予約が殺到したことはいうまでもありませんが、「やっぱりサンボーンはブルーノートでなくちゃ」というファンからの声がずいぶんあったとのことです。ぼくは初日のファースト・セットを聴きましたが、そのMCでサンボーンはこう言いました。「僕のフェイヴァリット、ブルーノート東京に戻って来れて嬉しいよ。とにかく素晴らしい場所で、料理もベストだ。僕はここのシェフを、最高峰のアーティストだと思っているんだよ」。

今回のバンド・メンバーは、名コンビとなって久しいジョーイ・デフランセスコ(オルガン)、そしてバイロン・ランドハム(ドラムス)。バイロンは日本ではまだそれほど知られていませんが、ジョーイとは20年ものつきあいを誇り、ほかにもピアニストのオリン・エヴァンス、ギタリストのラッセル・マローン、歌手の故ベティ・カーターらとの共演歴があります。スイング、ファンク、シャッフル、なんでもござれの凄腕ドラマーです。

オープニングの「COMIN’ HOME BABY」から、3人は乗りに乗っています。勝手知ったるクラブで演奏することが気持ちにもいい影響を与えているのでしょう、サンボーンの表情から笑顔がこぼれます。

レイ・チャールズに捧げた「BROTHER RAY」は3連のリズムを生かしたナンバー。ジョーイはオルガンを弾きながら、マイルス・デイヴィスにプレゼントされたという青いトランペットを吹きます(ジョーイは一時期、マイルス・バンドの一員でした)。通常、オルガン奏者は左手でベース・ラインを弾きます。しかしジョーイは右手でトランペットのヴァルヴを押さえ、左手でそれと同じフレーズをユニゾンで弾き、ベース・ラインを左足に任せ、右足のペダルでオルガンの音量コントロールをするという離れ業を聴かせてくれました。

サンボーンが演奏していない箇所は当然ながら、ジョーイとバイロンのデュオになります。しかしこの厚みのある音を聴いて、たった二人だけで演奏していると即座に判断できるひとがどのくらいいるでしょうか。「ああ、ここまで豊かなサウンドを出せるのならギターもベースもキーボードもパーカッションもいらないや」と、ぼくは彼らの演奏を聴いて改めて思いました。

ジョーイはさらに、「LET THE GOOD TIMES ROLL」でリード・ヴォーカルを披露。サンボーンもバック・コーラスを務め、クラブのブルース&ソウル度はさらに上昇します。そして極め付きは、「日本のファンのために特別に演奏するよ」という前置きの後にプレイされた「GEORGIA ON MY MIND」。かつてサンボーンが出演した缶コーヒーのTVコマーシャルでプレイされた曲ですね。3人のソウルマンが織り成す熱いグルーヴに心からスカッとさせられました。公演は4日まで続きます。
(原田 2011 12.1)




●2011 12.1thu.-12.4sun.
DAVID SANBORN
デヴィッド・サンボーン


サンボーン - david sanborn


DAVID SANBORN - ☆ パフォーマンス...

2011/12/01

エモーショナルな音色に華麗なフレージング。長年に渡って頂点に立ち続ける
スター・サックス・プレイヤー、デヴィッド・サンボーンが
オルガンの俊英ジョーイ・デ・フランセスコ、バイロン・ランダム(ds)との
トリオで出演中。3人が繰り広げるブルージー&ソウルフルな
初日のパフォーマンス映像をアップしました!公演は12.4sun. まで。

●12.1thu.-12.4sun.
DAVID SANBORN



DAVID SANBORN - ☆ P+M映像 : DAVID...

2009/12/04

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☆ DAVID SANBORN GROUP


12.3thu. より公演中、デヴィッド・サンボーン・グループの
初日のパフォーマンス&メッセージ映像をアップしました。
ワン&オンリーのプレイでサックス界の頂点に立ち続けるスター・プレイヤー、
デヴィッド・サンボーンが、心を揺さぶるエモーショナルでいて硬質な唯一無二の音色、
新たなアレンジでファンお馴染みの名曲の数々で
詰め掛けたオーディエンスを魅了しています。
12/10 thu. - 12/12 sat. に再登場します!
 



● 12.3thu.-5sat., 12.10thu.-12sat.
DAVID SANBORN GROUP



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デヴィッド・サンボーン-DAVID SANBORN
デヴィッド・サンボーン-DAVID SANBORN


公演初日リポート:DAVID SANBORN GROUP


「おかえりなさい、待ってたよ!」
そう声をかけたくなったファンも多いのではないでしょうか。ミスター・ワン&オンリー、デヴィッド・サンボーンの堂々たる帰還です。
リッキー・ピーターソン、ニック・モロック、リチャード・パターソン、ジーン・レイクというバック・メンバーも、もうすっかりおなじみになりました。気の合うメンバーと、お気に入りの曲を、思う存分ブロウする。そんなサンボーンをクラブで味わえるなんて、アメリカでもなかなかあることではありません。
ぼくは90年代の初めからサンボーンのライヴに接していますが(おそらく20回は聴いていると思います)、年々アドリブがどんどんアグレッシヴになっている気がします。そしてバンド全体のサウンドが、よりブルージーというかR&B的になっているような気がします。セントルイスで暮らしていた10代の頃、ブルースからフリー・ジャズまでなんでも演奏していたという経験が以前にも増して、ごく自然に音に現れているように思うのです。定番の曲であってもアレンジには新味がこらされていて、「FULL HOUSE」では途中からリズム・パターンをJB’sの「DOING IT TO DEATH」風にチェンジ(4拍目を長く引っ張る)、「SOUL SERENADE」では、ジミー・フォレスト(少年時代のサンボーンに大きな影響を与えたサックス奏者)のヒット曲である「NIGHT TRAIN」のフレーズが挿入されていました。
「TIN TIN DEO」は、トランペット奏者ディジー・ガレスピーとキューバの打楽器奏者チャノ・ポソの共作です。いわゆるAABC形式でワン・コーラスが構成されているのですが、サンボーンはこのAA部分だけを使い、アップ・テンポで演奏するのですが、これがまた、ものすごい疾走感なのです。よくチューンナップされた大型レンジローバーでサファリのど真ん中を全速力で走っているような感じ、といえばいいでしょうか。メンバーの誰もが、なにかにとりつかれたようにノリまくります。なかでもジーン・レイクのドラムスの切れ味は絶品でした。かつてサンボーン・バンドにはドン・アライアスという鬼才パーカッション奏者が加わっていました。しかし彼が亡くなった後、その座は空席が続いています。アライアスに代わるプレイヤーはいないということなのでしょうが、レイクのドラムスは打楽器奏者の不在を補って余りある大活躍でした。
新作『ONLY EVERYTHING』の発表も目前のサンボーンですが、その長く輝かしいキャリアの中でライヴ・アルバムは『STRAIGHT TO THE HEART』と『CASINO LIGHTS』だけです。といっても前者は後日スタジオで編集やオーバーダビングを加えたものであり、後者は他のバンドとのコンピレーション形式。つまりサンボーンの生演奏の凄さをフルで味わうためには、ディスクではラチがあかないのです。実際にライヴ会場に足を運ぶしかないのです。
サンボーン・バンドは5日まで「ブルーノート東京」に出演し、他の都市でプレイした後、10日から12日まで再び「ブルーノート東京」のステージに立ちます。ソウルフルでエモーショナルな夜を、存分にお楽しみください。


● 12/3thu.-5sat., 12/10thu.-12sat.
DAVID SANBORN GROUP

デヴィッド・サンボーン-DAVID SANBORN