BlueNote TOKYO

'11 BNT : What's Happenin' ! , SERGIO MENDES - - ラモス瑠偉さん...

2009/03/07

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ラモス瑠偉さんがご来店されました



本日 2nd show にて、ラモス瑠偉さんがご来店されました。

写真・左:セルジオ・メンデス公演出演、ベースのフセイン・ジフリー
写真・右:ラモス瑠偉さん

このおふたりのツーショットを撮るのが夢でした。


【INFO : CARIOCA AOYAMA】
ラモス瑠偉さんがオーナーのレストラン
http://www.carioca.jp/



SERGIO MENDES - - Mr.小曽根真ご来...

2009/03/06

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小曽根真さんがご来店されました


本日、日本が世界へ誇るピアニスト、われらが "師匠" こと、小曽根真さんがご来店されました。
ブラジル音楽の巨匠・セルジオ・メンデスとのご面会が実現した "師匠と巨匠" のワンシーン。
小曽根師匠は現在新作のレコーディング中、リリースが待ち遠しいです。
写真・右は昨年のディー・ディー・ブリッジウォーター当店公演にも出演したパーカッション・プレイヤーのパーネル・サトゥルニーノ。


ちなみに、巨匠の片手には白ワイングラス、
巨匠は、各国の造り手さんとも親交が深い、相当なワイン通です。

毎回、セルジオ・メンデス公演ウィークの裏では、当店・歴代のソムリエ/ソムリエールとのワイン・バトルならぬものが巨匠とのあいだに展開されます。
そして、あらゆるワインをおすすめしてきましたが、こちらのワインがいつも巨匠のお好みです。

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http://www.guigal.com/



'11 Bloggin' BNT by 原田和典 , SERGIO MENDES - - report : SERGIO ...

2009/03/03

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- report : セルジオ・メンデス


2007年、インドネシア・ジャカルタの「JAVA JAZZ FESTIVAL」でセルジオ・メンデスのステージに接してまいりました。

このフェスティバルは、いくつもの会場を使っておこなわれるのですが、セルジオが出演したのはインドネシア国内最大級のアリーナです。オールスタンディングだった1Fは文字通り、人の嵐。ぼくよりずっと若いファンが、押しくらまんじゅう状態でセルジオのサウンドを楽しんでいます。限られた隙間の中で踊っている人あり、メンバーの指先をジッと見つめる人あり、一緒に歌う人あり、とにかくにぎやかでした。あまりの熱気に少し酸欠状態になったぼくは、座席のある2Fに移動しました。そこももちろん満員です。1Fに比べて年齢層は高めに見えましたが、皆さん、じっくりと音楽に聴き入っています。

終演後、とびきり嬉しそうな顔をしている男性と目が合いました。ぼくは「セルジオ、良かったですねー」と声をかけました。その人は、昔からセルジオが大好きでこの日を心待ちにしていた、彼がジャカルタに来てくれて本当に嬉しい、と語ってくれました。


そのセルジオが現在、ここ「ブルーノート東京」で計6日、12セットのクラブ公演を行なっています。なんとぜいたくなことでしょう。世界中のファンのうらやむ顔が見えるようです。アリーナ・クラスを熱狂させるセルジオのショウが、息遣いが感じられるほどの空間で楽しめるのですから。

オープニングの「ヘイ・ガール(E Menina)」から、“音楽の旅”は始まりました。日本語を交えた「ルガール・コムン」、ラップ入りの「サーフボード」、ブラジル’66時代に舞い戻ったかのような「プリティ・ワールド」、誰もがお待ちかねの「マシュ・ケ・ナダ」。次から次へと必殺のナンバーが飛び出します。しかもセルジオは、演奏している曲の前奏や間奏に別の曲のメロディを盛んに挿入します。“あ、この曲知ってる! この曲大好き!”、と、声をあげたくなった瞬間が何度あったことでしょう。

もちろん、バンド・メンバーの見せ場もたっぷり。マイケル・シャピロのタイトなドラムスに体が動き、芸達者なパーカッション奏者、ギビ(カポエイラの演舞も見せてくれました)の妙技に微笑がもれます。奥方であるグラシーニャ・レポラーセの歌声がまた、実にエレガントで素晴らしい。彼女がいつもそばにいることも、セルジオの若さの秘訣なのかもしれませんね。

ジャンルの壁も言語のバリアも軽々と超え、ユニバーサルな音楽を作り続けているセルジオ。老若男女が一体となって心から楽しめるショウは、あるようで意外と少ないものです。クラブのすべてが、暖かな空気に包まれた特別な瞬間。それを味わえるのがセルジオのライヴです。音楽大使という言葉は、彼にこそふさわしいのではないでしょうか。
(原田 2009/3/2)



3/3 mon - 7 sat, SERGIO MENDES
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'11 Bloggin' BNT by 原田和典 , SERGIO MENDES - - review : 直前!...

2009/02/26

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セルジオ メンデス sergio mendes

原田和典の公演直前レビュー:SERGIO MENDES



セルジオ・メンデスの公演が近づいてまいりました。

ぼくは勝手に彼のことを、思いっきり敬意と親しみをこめて“セルメンさん”と呼んでいます。
おそらく、ぼくが最初に聴いた「外国の歌」はセルメンさんの音楽でした。まだよちよち歩きだった頃、「マシュ・ケ・ナダ」の入ったLPレコードが家でよくかかっていたことを覚えています。

1960年代後半から70年代初頭にかけて、セルメン・サウンドは歌謡曲並みに親しまれ、ヒットしました。多少マニアックな話になりますが、ある女性週刊誌は、「セルジオ・メンデス、日本の一日」風のタイトルで、日本庭園でくつろいだり、和室で茶を点てるセルメンさんの写真を載せた記事を作りました。もっとマニアックな話になりますが、“ピンキーとキラーズ”や“太田幸雄とハミングバーズ”などの音作りを聴けば、当時“セルジオ・メンデス&ブラジル‘66”がどれだけ日本の音楽界に影響を与えていたかがわかります(“ハナ肇とクレージーキャッツ”のシングル盤「アッと驚く為五郎」も忘れてはいけません)。たぶん彼らのフォロワーは世界各国にいたのでしょう、スウェーデンの“ギミックス”、メキシコ(?)の“ロス・ブラジリオス”などを初めて聴いたときにも、ぼくは「セルメン度」の濃さに思いっきり驚きました。

セルメンさんの魅力・・・・・・過日、『ブラジル86』の国内盤ライナーノーツにも書かせていただきましたが、それは果てしなく数多いものであり、とてもひとことでいいきれるものではありません。
が、そこをあえて圧縮・凝縮いたしますと「誰でも楽しめる、どんな人をも笑顔にするサウンド」ということになるでしょうか。ブラジル‘66時代からのファンにも、「オリンピア」(ロサンゼルス・オリンピックで使われました)等で初めて接した'80年代からのファンにも、『ブラジレイロ』やブラック・アイド・ピーズ経由から入ってきたファンにも、そしてもちろんこれから初めて実物に接しようとするファンにも、ひとしく喜びと満足感を与えてくれるのがセルメンさんのライヴです。

老若男女をとりこにするセルメン・サウンド。最高峰のエンタテインメントが、もうすぐ味わえます。

(原田 2009/2/26)



SERGIO MENDES - - ブラジル音楽界の...

2009/02/06

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セルジオ メンデス sergio mendes

ご存知・ ♪ マシュケナーダ” (オリジナル → Sergio Mendes & Brasil '66 - Herb Alpert Presents Sergio Mendes & Brasil '66 - Mas Que Nada

セルジオ・メンデスの名を世界に広めた1曲が、この「マシュ・ケ・ナダ」です。曲名の意味は、「Hey,what’s happenin’?」といったところでしょうか。1963年にブラジル人シンガー・ソングライターのジョルジ・ベン(現・ベンジオール)が発表し、その3年後、米国ロサンゼルスを拠点としていたセルジオが当時のグループ“セルジオ・メンデス&ブラジル‘66”でカヴァー、大変なヒットを記録しました。英語以外の言語を持つ曲がアメリカで流行することは大変珍しく、彼らのサウンドが米国で受け入れられた理由のひとつにはセルジオのジャズ・センスに溢れたピアノがあると言われています。 こちらは、センセーショナルを巻き起こした、ブラック・アイド・ピーズのウィル・アイ・アムとの共演。




奥様・グラシーニャとのデュエット・♪ マシュケナーダ

この映像は、来日時に収録されたもの。セルジオと、彼の公私にわたるパートナーであるグラシーニャ・レポラーセのコンビネーションをお楽しみください。




JAVA JAZZ FESTIVAL 2007, Indonesia のライブ映像 ♪ Waters of March

2007年、ジャカルタで行なわれた「JAVA JAZZ FESTIVAL」からの映像です。ジャカルタ最大級のアリーナにおける、ゴージャスなパフォーマンスを味わうことができます。ポルトガル語タイトルは「Águas de Março」、作詞・作曲はアントニオ・カルロス・ジョビン。




● 近作・ ♪ Encanto

ウィル・アイ・アム(ブラック・アイド・ピーズ)と再びコラボレーションを展開した最新作『Encanto(邦題;モーニング・イン・リオ)』の、プロモーション映像です。和やかな雰囲気が伝わってくるレコーディング中のシーンに加え、アルバム収録曲の一部も紹介。インタビューでは、「このアルバムで、私はルーツに戻ってみた」と語っています。