BlueNote TOKYO

本田雅人 - - 日米のカリスマが...

2009/02/10

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★ 日米フュージョン界のカリスマ・夢共演のライヴは直前!★


● 本田雅人さんへ、お話をうかがいました 。

Q.1
ボブ・ジェームズとの初対面は、いつ頃でしょうか、エピソードなどありましたら、教えて下さい。

(本田)
4,5年前でしょうか、ブルーノート東京で行なわれたフォープレイのステージを観に行ったんです。その際、知人にボブをご紹介頂き、初めてお逢いしました。



Q.2
ボブ・ジェームズについて、どのような印象をお持ちでしょうか。

(本田)
もちろん、お逢いする以前から存じ上げておりましたが、さすがにあまりにも距離がありすぎるし、接点も全くなかったので、どんな方なのか想像のしようもありませんでした。まあ、音楽を聴いて得られるイメージっていうのは何となくあって、漠然と「懐の大きな方なんだろうなぁ」とは思ってましたが、お逢いしてみると、想像をもう一歩超える
程の素晴らしい方で、とっても偉いのにとっても偉そうじゃない。
周りに威圧感を与えずに自然と和む環境を創ってしまうので、そこには当たり前の様に肌触りの良い音楽が生まれる。
僕もこういうオジサンになりたいものです。




Q.3
非常に気心しれている仲と思われますバンドメンバーの皆さんと、
今回の公演への意気込みなどはいかがでしょうか。
どのようなパフォーマンスになると想像してよいでしょうか。

(本田)
きっと今回のステージを一番楽しみにしているのは僕をはじめとするメンバーなんじゃないかと思います。
ボブというビッグなプレイヤーと演奏できる楽しみはもちろんなんですが、
個人的にはこうやって日米のミュージシャンが混ざり合って演奏できるってのが大変嬉しいですね。
アメリカには素晴らしいミュージシャンがたくさんいるのは分かってますが、日本にだって僕の大好きなミュージシャンがいっぱいいます。
案外アメリカには居ないんじゃないか?って思える、個性的で日本らしいミュージシャンとボブとのコラボレーション。自分としても是非観てみたいですね。
ボブも、最近は特にアメリカ以外の世界各国のミュージシャン達ともっともっと共演したいと意気込みを語ってましたし、ニッポン側もこういう機会に肩の力を抜いてエンジョイしたいですね。どうしても力が入ってしまいがちですからね。




Q.4
公演を楽しみにされている皆様へ、メッセージをお願いします。

(本田)
ボブ・ジェームズと僕。
確かに、大きく分類するとどちらもジャズという範疇に入るものの、普段は芸風的に若干異なる方向性の音楽をやっていると言って良いのではないでしょうか。
しかし、メンバー含め全員、やはりジャズ的スピリットの上に始まり、今が成り立ってますから、ひとたび一緒に演奏をはじめれば、そこにはまた新しくて面白い音楽世界が必ず生まれる。
これこそが僕の好きなジャズ、そして音楽の素晴らしさであり、喜びであります。
個性的で幅広い方向性のメンバーそれぞれから発せられる主張、そして協調、そしてその瞬間でないと当人ですら予想し得ない即興的なカンヴァセーションをリアルにお楽しみ頂けたら幸いです。
僕達も同時進行で楽しみたいと思います。






★ 出演者・プロフィール ★

● 本田雅人 (sax) http://www.ciao-ciao-ciao.com/
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:大学時代“原信夫とシャープス&フラッツ”に参加。‘91年“T-SQUARE”に加入し、’98年からソロ活動を開始。自己のバンドや数々のセッションと並行して、マリーンやボブ・ジェームスとのコラボレーションも展開。



● ボブ・ジェームス (midi-piano) http://www.bobjames.com/
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:数々のグラミー賞に輝くフュージョン・マスター。クインシー・ジョーンズに見出されて音楽界に入り、アレンジャー、プロデューサーとしても不動の評価を獲得。ソロ・プロジェクトの他、“フォープレイ”でも活動を続けている。

*** ボブ・ジェームスからのメッセージはこちら → http://www.bluenote.co.jp/jp/sp/255.html#message



● 梶原順 (g) http://www.4creator.com/JunKajiwara/
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:’81年からプロ活動に入り、無数のセッション〜スタジオ・ワークを行ないながら、“J&B”、“Witness”、“渡辺貞夫グループ”、“本田雅人バンド”等で活躍。2008年に2ndソロ・アルバム『You Make Me Smile』を発表した。



● グレッグ・リー (b) http://www.gregg-lee.com/
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:伝説のフュージョン・バンド“カルデラ”のメンバーを経て、’80年代から日本で演奏。卓越したテクニック、圧倒的なグルーヴ感で渡辺香津美、日野皓正、佐藤允彦等、数多くのトップ・ミュージシャンから絶大な信頼を受ける。



● 則竹裕之 (ds) http://dreamscango.cool.ne.jp/
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:幼少の頃よりドラムスを始め、’85年“THE SQUARE(T-SQUARE)”に参加。2000年に退団後はジャズ〜フュージョンにとどまらず、J-POP、クラシック界でも活動。神保彰との2ドラム・ユニット“Synchronized DNA”も話題を呼ぶ。





★ アルバム紹介 ★
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豪華共演者との海外録音作品。
『アクロス・ザ・グルーヴ』
(BMG ジャパン)

試聴はこちら → 本田雅人 - アクロス・ザ・グルーヴ