BlueNote TOKYO

THE MANHATTAN TRANSFER - - 語り継がれる名演

2009/01/07

マントラ・MANHATTAN TRANSFER
  ● グラミー・ウィズ・エラ 1983年のグラミー賞授賞式、1930年代から半世紀以上にわたってジャズ・ヴォーカル界のトップに君臨した“ファースト・レディ・オブ・ソング”ことエラ・フィッツジェラルドとマンハッタン・トランファーがプレゼンターとして登場して、観客から大喝采を浴び今でも語り継がれるグラミー賞・名場面の著名な1シーン、貴重な共演映像です。 演目はエラの代名詞といえる名曲「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」。十八番のスキャットを披露するエラと、それを見事なハーモニーでバックアップするマントラ。アメリカン・エンタテインメントの醍醐味に溢れた、鮮やかなパフォーマンスを味わうことができます。





● こちらも、語り継がれる名演。ウェザー・リポートとの共演。
PLAYBOY JAZZ FESTIVAL, 1982

キーボード奏者ジョー・ザヴィヌルとサックス奏者ウェイン・ショーターが率いた伝説のジャズ/フュージョン・グループ、ウェザー・リポート。’77年発表のアルバム『ヘヴィー・ウェザー』のビッグ・ヒットは、彼らの人気を不動のものにしました。なかでも好評を博したのが、冒頭に収められていた「バードランド」です。マンハッタン・トランスファーは‘79年のアルバム『エクステンションズ』で、ウェザーの原演奏にそのまま歌詞をつけてコピーするという離れ業を演じ(作詞はベテラン・ジャズ・ヴォーカリストのジョン・ヘンドリックス)、’80年度のグラミー賞「最優秀ジャズ・フュージョン・ヴォーカル賞」と「最優秀ヴォーカル・アレンジメント賞」を獲得しました。
この映像は‘82年にハリウッド・ボウルで行なわれた「プレイボーイ・ジャズ祭」からのもので、マントラの出演はオーディエンスに一切知らされていなかったといわれています。文字通りのサプライズ・ゲストの登場に、客席は大騒ぎです。ちなみにベースはヴィクター・ベイリー、ドラムスはオマー・ハキム、パーカッションはホセ・ロッシー。「バードランド」を介してつながった2大スーパー・グループによる、まさしく一期一会のパフォーマンスといえましょう。
※ウェザー・リポートは'84最後のツアー、'86年初旬に解散。




● 数々の名演を残すベテラン・コーラス・グループ、
 自身のオフィシャル・ウェブサイトでもたくさんの名演動画が紹介されてます。

→ THE MANHATTAN TRANSFER オフィシャル・ウェブサイト