BlueNote TOKYO

LEE RITENOUR - ☆ P+M映像 : LEE R...

2010/09/24

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☆ LEE RITENOUR

コンテンポラリー・ジャズ/フュージョンのスーパー・ギタリスト、リー・リトナー。
初日のパフォーマンス&メッセージ映像をアップしました!
音楽一家に育ち、1960年8歳の時にギターを弾き始めたというリー、
50周年を記念し、B.Bキング、ジョージ・ベンソン、スラッシュと共演した
ニュー・アルバム『シックス・ストリング・セオリー』が話題を呼ぶなか、
昨晩から記念公演がスタートしました。
今回はメイシオやジョシュア・レッドマンとの共演でも知られるピアノ/オルガン奏者、
ラリー・ゴールディングスら新たなメンバーも交えてのステージ、
50周年を迎えてなお進化し続けるプレイ、サウンドに圧倒されます。
公演は27日まで、皆でリーさんの50周年をお祝いしましょう!



●9.23thu.-9.27mon.
LEE RITENOUR "6 STRING THEORY"
-50th Anniversary Celebration-



'12 Bloggin' BNT by 原田和典 , LEE RITENOUR - - report : LEE RIT...

リー・リトナー - LEE RITENOUR
リー・リトナー - LEE RITENOUR


公演初日リポート:LEE RITENOUR "6 STRING THEORY"
-50th Anniversary Celebration-

場内が暗くなると同時に、リー・リトナーが放った数々のヒット・チューンがメドレー形式で流れます。どんな曲がかかるのかはあえて伏せさせていただきますが(その場にいるオーディエンス限定のお楽しみということで・・・)、名曲、定番が目白押しです。

このギタリストが音楽界に刻んできた足跡に改めて感服していたら、いつの間にかリトナー・バンド全員がバンドスタンドにあがり、演奏を始めました。1曲目に選ばれたのは、あの「CAPTAIN CARIBE」。いうまでもなくリトナーの十八番であり、70年代フュージョン界の国歌的なナンバーです。リトナーは笑顔を浮かべながら、相変わらずの艶やかなトーンとタイトなピッキングで、この名曲に今日の息吹を注いでいきます。

続いてブラジル音楽好きのキャラクターを全開したアントニオ・カルロス・ジョビンのカヴァー「STONE FLOWER」、フルアコ・タイプのエレクトリック・ギターを弾きまくる自作「WES BOUND」と、ファン垂涎のナンバーが続きます。「WES BOUND」はタイトル通り伝説のジャズ・ギタリストであるウェス・モンゴメリーに捧げた曲ですが、リトナーはウェス風の親指奏法はもちろんのこと、スライド・プレイも交えながら、曲をどんどん発展させていきます。かつてボブ・マーリーに捧げた『ア・ツイスト・オブ・マーリー』というアルバムを制作したことのあるリトナーですが、この日は数あるマーリーの代表曲の中から「GET UP, STAND UP」も取りあげました。

もちろん新作『シックス・ストリング・セオリー』からのナンバーも聴かせてくれました。アルバムはB.B.キング等、数多くのギタリストとの共演セッションで占められていましたが、「LAY IT DOWN」のライヴ用にアレンジされたヴァージョンはよりハードに、エッジの立ったものになっていました。

新メンバーに選ばれたラリー・ゴールディングスは、メイシオ・パーカーやジョン・スコフィールドとの共演でも知られるキーボード奏者。最近はジェームズ・テイラーとも活動しています。リトナー・バンドではキーボードやオルガンの他に鍵盤ハーモニカもプレイし、多才ぶりを強く印象づけました。リトナーとは長年の好パートナーであるメルヴィン・デイヴィスはベースの他に貫禄たっぷりのスキャット・ヴォーカルも披露し、“アース、ウィンド&ファイアー”のメンバーだったソニー・エモリーは見ても聴いても楽しめるドラム・プレイで喝采をさらいました(「SMOKE 'N' MIRRORS」での蛍光スティックを使った超絶ソロには、誰もが驚嘆することでしょう)。

ところで今回の公演は、リトナーのギター生活50周年を記念するスペシャルなライヴです。と書くと、「リトナーってそんなにトシだったっけ」といわれそうですが、そうではありません。それほど幼い頃から彼はギターに親しみ、弾き続けてきた結果の50年なのです。リトナーの“ギターの旅”は、これからさらに雄大に、パワフルに続いていくことでしょう。
(原田 2010/9/23)


● 9.23thu.-9.27mon.
LEE RITENOUR "6 STRING THEORY" -50th Anniversary Celebration-


リー・リトナー - LEE RITENOUR


LEE RITENOUR - ☆ P+M映像 : LEE R...

2009/08/12

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☆ LEE RITENOUR GROUP with special guest ANNEKEI


赤いギターでお馴染みのスーパー・ギタリストは今回、デンマーク出身の才色兼備・シンガーソングライターとともに登場。
リー・リトナーとアンナケイをサポートする豪華プレイヤーたち、
ジョン・ビーズリー(キーボード)、メルヴィン・デイヴィス(ベース)、オスカー・シートン(ドラムス)
らのシーンを代表するプレイヤーたちの演奏も見応えあります。

公演は 8/15 sat. まで。







● LEE RITENOUR GROUP with special guest ANNEKEI
8/11 tue. - 8/15 sat.



'12 Bloggin' BNT by 原田和典 , LEE RITENOUR - - report : LEE RIT...

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LEE RITENOUR-リー・リトナー


公演初日リポート: LEE RITENOUR GROUP with special guest ANNEKEI



おととい、フリーペーパー「Jam」の取材でボビー・ハッチャーソンにインタビューいたしました。
その日は、あいにくの大雨。しかしハッチャーソンにいわせると、これは珍しいことでも何でもないというのです。「私が来るときの日本はどういうわけか、いつも大雨か台風なんだ。マウント・フジ・ジャズ・フェスティバルのときもそうだったな」。

すかさず同行のカメラマン氏が「それはあなたがタイフーン・ガイだからですよ」と話しかけて一同爆笑になったのですが、そう考えてみると、リー・リトナーが来日するときは、いつも快晴。だけど極端に蒸し暑いわけでもなく湿っぽいわけでもなく、ほどよい気候の日が続くような気がします。しかも今回は、話題のシンガー、アンナケイがスペシャル・ゲストとして参加しているので、爽やかさも倍増です。

冒頭、リトナーがひとりステージに立ち、アコースティック・ギターを弾き始めます。“おや、1曲目は無伴奏ソロか”と思っていると、やがてアンナケイが登場、デュエットへと移行します。

アンナケイ、実力派です。声はよく伸び、リズムのノリも絶品、ディクション(言葉の発音といえばいいでしょうか)も聴き取りやすく、エンタテイナーとしての華やかさもあります。ぼくは“なるほど、これだけ歌えればリトナーがアルバム・プロデュースを買って出るわけだ”と思いました。実をいうとぼくは、これまでアンナケイの歌を積極的に聴いたことがありませんでした。もちろん名前は存じあげていましたが、オシャレ系の美貌タレントという先入観を勝手に持ってしまったため、どことなく距離をおいていたのですね。しかし、このライヴに接して考えが変わりました。彼女は、ものすごい底力を持ったシンガーです。曲によってはギターやピアノの弾き語りも聴かせましたが、これも見事でした。シンガー・ソングライター、アンナケイの未来は限りなく明るいといえましょう。

話がアンナケイに傾いてしまいましたが、もちろんリトナー・グループの演奏にも唸らされました。7弦ベースを弾きこなすメルヴィン・デイヴィス(チャカ・カーンの音楽監督をしていたこともあります)とオスカー・シートン(ライオネル・リッチーのバンドにいたとか)のドラムスがカッチリと噛み合い、ジョン・ビーズリー(晩年のマイルス・デイヴィスとも関わっています)のキーボードがあたりを装飾します。リトナーは4種類のギターを持ち替えながら、決してスタジオ録音では聴けないようなロング・ソロを披露。アントニオ・カルロス・ジョビンの「STONE FLOWER」、伝説のジャズ・ギタリストであるウェス・モンゴメリーに捧げた「WES BOUND」、70年代からの定番レパートリー「RIO FUNK」等、様々なタイプの曲を鮮やかに聴かせてくれました。
セカンド・ショウでは「Mr. BRIEFCASE」の演奏も飛びだし、リトナーは日本でこの曲は数十年演奏してないと言っていたらしいです。
(原田 2009/8/11)


● LEE RITENOUR GROUP with special guest ANNEKEI
8/11 tue. - 8/15 sat.


LEE RITENOUR-リー・リトナー



LEE RITENOUR - - どちらがお目当...

2009/07/24

LEE RITENOUR-リー・リトナー

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LEE RITENOUR GROUP with special guest ANNEKEI : 充実のステージをお約束します


『次回は、アンナケイと一緒にくるよ。彼女はすばらしい才能の持ち主さ。』
りーさんが楽しげに語ってくれたのは、昨年9月の来日時でした。
リー・リトナー がプロデュースするアンナケイのプロジェクトはすでにその時始動してました。

アンナケイは昨今、話題をひとり占めした新作『Touch』アンナケイ - タッチ
の世界を今夏ブルーノート東京のステージにて、そのアルバムのプロデューサー率いる豪華バンドと披露します。

そして、今回の公演、リー・リトナー・グループは、惜しげもなく往年の名曲を連発するという宣言が、リーから届いたメッセージから届いてます。
http://www.bluenote.co.jp/jp/sp/090811.html#message


充実の内容が約束された今回のステージ、
リーさんお目当てでも、アンナさんお目当てでも、
きっと彼らはすべてに於いて、必ず楽しませてくれるはずです!

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***今年5月、プロモーション来日時のワンシーン



● 今回はこの曲の演奏に期待。 ♪ Mr. Briefcase





● こちらもリトナーのスーパー・ソロ炸裂か!?豪華メンツでのパフォーマンス映像
♪ CAPTAIN FINGERS





● 伝家の宝刀『Red Guitar』 炸裂! "Smoke 'n' Mirror"





● ♪ "Is It You ?"





● ♪Night Rhythms






● ♪ Rio Funk




● Larry Carlton との共演!  ♪Room 335



→ LARRY CARLTON、10月に出演!: http://www.bluenote.co.jp/jp/sp/091010.html



● GEORGE BENSON & LEE RITENOUR  ♪WES MONTGOMERY TRIBUTE





● Annekei アルバム・レコーディングのメイキング ♪"Touch" PART I





● Annekei ♪Showtime at the Apollo (2003)



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