2026 5.26 tue., 5.27 wed. @Cotton Club / 2026 5.28 thu., 5.29 fri. @Blue Note Tokyo
CORY HENRY LIVE featuring Members of The Funk Apostles @COTTON CLUB
artist CORY HENRY
原田和典のBloggin' BLUE NOTE TOKYO
ゴスペル、ブルース、ソウル、ファンク、ジャズを愛する人すべてに諸手をあげてお勧めしたいパフォーマンス、それがコリー・ヘンリーの演唱です。ブルーノート東京でのステージは5月28日と29日に行われますが、それに先立つ26日と27日にはコットンクラブに登場。私は初日ファースト・セットに足を運び、文字通り打ちのめされました。なんという、喜びに満ちたサウンドなのでしょう。同時期に来日中のジョン・バティステ同様、音楽の神に徹底的に愛されている才人という印象を受けました。
前半ではコリーのオルガン弾き語りを堪能することができました。2016年の名盤『The Revival』の世界がそのまま東京におりてきた、と考えても間違いではないでしょう。あまりにもキメの細かなダイナミクス(メリハリ)、安定感のあるベース・パート、訴えかけるようなフレージング、まさしくオルガン好きには心躍る瞬間です。あの「Amazing Grace」をグルーヴィーなワルツに衣替えし、チック・コリアの「Spain」をまるでオルガンのために書かれたかのようなトリートメントで演奏するコリーのすごさ! 近年の俊英オルガン奏者といえばデルヴォン・ラマーの名を外すわけにはいきませんが、ゴスペル・ルーツを持つコリーのプレイもまた、猛烈に輝かしいものです。
舞台の向かって左側でオルガンを弾いていたコリーが、向かって右側のドラムスとキーボードに囲まれたスペースに移動すると、いよいよバンド"ファンク・アポッスルズ"のメンバーによるステージが始まります。"ファンクの使徒"とは、まったく嬉しくなってしまうネーミングですが、もちろん内容は期待を裏切りません。椅子に座って重厚なベース・ラインを奏でるシャレー・リードは、ラムゼイ・ルイスが率いていたユニット"アーバン・ナイツ"の末期メンバー。ギタリストのランディ・ルニオンは、世界的なキーボード・ウィザードであるBIGYUKIとの共演でも知られていることでしょう。コリーは左手でドラムのスティックを握り、右手でコードや単音ソロをキーボードからひねり出し、そして歌いまくります。それらがバラバラではなく、ひとかたまりの強烈なグルーヴとなってこちらに迫ってくるのです。「Something New」、「Walk On By」といった人気オリジナル・ナンバーが、ジャム・セッション的なアドリブ展開もまじえながら、目の前で再生されてゆくのは、まさに快感のひとことにつきます。ファースト・セット終了後、"もっともっと、この音に身を任せていたい"と、セカンド・セットの予約を決めたオーディエンスも相当数、いらっしゃるのではないでしょうか。
演目、ステージ構成は各セットによって相当変化するのではないかと思われますが、どこに足を運んでも音楽の歓喜に打ち震えること間違いなし。ファンクの使徒たちからの魂のメッセージを、ぜひご体感ください!
(原田 2026 5.27)
Photo by Tsuneo Koga
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【LIVE INFORMATION】
CORY HENRY LIVE
featuring Members of The Funk Apostles
2026 5.26 tue., 5.27 wed. @コットンクラブ

2026 5.28 thu., 5.29 fri. @ブルーノート東京

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