第2弾、ブルーノートジャズ・フェスティバル・イン・ジャパン特集! | News & Features | BLUE NOTE TOKYO

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第2弾、ブルーノートジャズ・フェスティバル・イン・ジャパン特集!

第2弾、ブルーノートジャズ・フェスティバル・イン・ジャパン特集!

SOIL&"PIMP"SESSIONS 追加出演決定!
Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN
横浜赤レンガパーク野外特設ステージ2015年9月27日(日)

 前号に続くブルーノートジャズ・フェスティバル・イン・ジャパン特集第2弾は、パット・メセニーとジェフ・ベックのライブの魅力をご紹介。また、出演アーティストに向けて、期待溢れるメッセージも到着しました。

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PAT METHENY
with BLUE NOTE TOKYO ALL-STAR JAZZ ORCHESTRA
featuring Scott Colley & Danny Gottlieb,

Jazz Orchestra:Directed by Eric Miyashiro
パット・メセニー
with ブルーノート東京オールスター・ジャズ・オーケストラ
featuring スコット・コリー&ダニー・ゴットリーブ、

ジャズ・オーケストラ:Directed by エリック・ミヤシロ
メセニーの音楽と凄腕揃いのオーケストラの出会い
それぞれの想いが詰まったこのフェス限定のショウ

 PAT METHENY with BLUE NOTE TOKYO ALL-STAR JAZZ ORCHESTRA

 待望のコラボとは、まさにこのこと。パット・メセニーとブルーノート東京オールスター・ジャズ・オーケストラの共演だ。今回、彼はこのステージのためだけに来日する。目玉曲のひとつは、ベースの巨星エバーハルト・ウェーバーへのトリビュート「オマージュ」。パットは'70年代にゲイリー・バートンのバンドでウェーバーと一緒に演奏し、自身のアルバム『ウォーターカラーズ』にも彼を招いた。「オマージュ」は今年1月にドイツで開催されたウェーバーの生誕75周年コンサートで初演されたが、今回もそのとき同様、巨星の往年のライヴ映像(現在は演奏活動から遠ざかっている)+パット+オーケストラのパフォーマンスになる予定。「この曲は僕にとって本当に特別なんだ。エバーハルトの独創性には常に敬意を抱いてきた。彼への捧げものを、日本で披露することが決まって幸せだ」と、パットはコメントを寄せた。

 ほかにはどんなナンバーが演奏されるのか。オーケストラのリーダーであるエリック・ミヤシロは「名曲のオンパレードになる」と語り、フェス用にアレンジを作成中であることを教えてくれた。そしてこう続けた。「オーケストラの音に包まれたパットの演奏、そして彼に刺激された日本のメンバーの音楽を是非、青空の下でお楽しみください!!」

 "オーケストラのような広がりを持つ"と形容されるメセニー・ミュージックが、実際の、しかも凄腕揃いのオーケストラとの出会いでどう拡がるのか。期待と楽しみしかない!

パット・メセニー(g)/スコット・コリー(b)/ダニー・ゴットリーブ(ds)/BLUE NOTE TOKYO ALL-STAR JAZZ ORCHESTRA:Directed by エリック・ミヤシロ(tp,conductor)

原田和典(はらだ・かずのり)
音楽ライター/ジャーナリスト。ジャズ誌編集長を経て独立、新聞・雑誌・CDライナーノーツ・ウェブ等に寄稿を続ける。ミュージック・ペンクラブ実行委員。「ブルーノート東京」HPにライヴ・レビューを掲載中。
 『オマージュ』

パット・メセニー/ヤン・ガルバレク/ゲイリー・バートン他
『オマージュ』

(ユニバーサル ミュージック)※9月11日(金)発売予定

JEFF BECK ジェフ・ベック 来日目前、ジェフ・ベックからメッセージが到着
"新たな次元"の音楽を、ともに共有したい

 JEFF BECK

 ジェフ・ベックが、新作『LIVE+』を引っさげて横浜赤レンガのジャズフェスにやってくる。これはある意味で、ひとつの事件かも知れない...。ジェフはいつの時代にも進化を続けてきた。彼のギタースタイルは、ジャンルを越え、時代を超えて、よりピュアに、より深く、より存在感を増している。ジェフは自分自身を純粋培養しながら、どんどんジェフになっていく...。「私はいつも努力することで、進化し続けているんだ。そうでなかったら、何の意味がある?」その言葉には、彼の音楽とギターに対するストイックな姿勢が表れている。「今回のライブバンドを私も楽しんでいるよ。ロンダ・スミスは今世界でも有数なベース・プレイヤーだし、ジョナサン・ジョセフ(ds)とニコラス・メイヤー(g)もそれぞれの領域のトップにいる。さらにジミー・ホールが歌うことで、我々のショーはまったく新たな次元を迎えたよ。オーディエンスも今のショーを楽しんでくれている。私は今最高のグループに囲まれているよ。9月に日本を訪れることを楽しみにしているんだ。日本の街も人々も大好きだからね。また僕を呼んでくれて、ありがとう!」"攻撃は最大の防御なり"ということわざがあるが、それをそのまま実践しているギタリストがジェフだ。今回はヴォーカリストのジミーを加えた新たな編成で、新作が日本で再現されるに違いない。立ち止まることを知らない恐るべし超ベテラン・ギタリスト、ジェフ・ベック。今年71歳。

ジェフ・ベック(g)/ロンダ・スミス(b)/ジョナサン・ジョセフ(ds)/ニコラス・メイヤー(g)/ジミー・ホール(Vo)

田中 稔(たなか・みのる)
音楽雑誌の老舗『Player』の元編集長で、現在はプレイヤー・コーポレーション代表取締役。あらゆる音楽に精通するが、アコースティック・ギターミュージックに関してはただならぬこだわりを持っている。
 『LIVE+』

ジェフ・ベック(g)/ロンダ・スミス(b)/ジョナサン・ジョセフ(ds)/ニコラス・メイヤー(g)/ジミー・ホール(Vo)
『LIVE+』

(ワーナーミュージック・ジャパン)※9月16日(水)発売予定

出演アーティスト&フェスティバルに、
期待溢れるメッセージが到着!

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黒田卓也(くろだ・たくや)
トランペッター

グラスパーの世界を、直接的に感じられる時間

近年の輝かしい功績で、もう細かい説明など不要のロバートグラスパー。ジャンルを超え、最先端で音楽シーンを牽引してきた エクスペリメントから一転し、トリオ編成での来日。あの幅広い音楽性や、そのルーツを、もっとも直接的に感じられる時間になるでしょう!

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イチ押しアーティスト

ROBERT
GLASPER

ロバート・グラスパー

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ガイ・ペリーマン
InterFM ラジオDJ

常に"今"が最高のグルーヴ

90年代からずっとファンです。7月の取材でブルーイが「若いときよりも今が最も音楽に情熱を向けられている」と言っていたように、インコグニートは常に進化し続けている。メンバー同士のセッションやダンス、そして盛り上げるシンガー等ステージでの彼らを観ていると、こちらも乗らずにはいられないね。

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イチ押しアーティスト

INCOGNITO

インコグニート

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FUYU
ドラマー/作曲家

演奏だけじゃない、曲とアレンジにも注目

今回はスナーキー・パピーが出演すると聞いて凄く楽しみです!! 初期の頃からずっと大好きなバンドでいつもインスパイアされています。彼らにいつも驚かさせられるのが演奏は勿論、曲とアレンジです! 音楽のルーツを大事にしながら今の音楽にしている。見事な一言です。要チェック!

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イチ押しアーティスト

SNARKY PUPPY

スナーキー・パピー

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沖野修也(おきの・しゅうや)
Kyoto Jazz Massive/Kyoto Jazz Sextet

ジャンルを越えて必見、世界が注目するバンド

友人の結婚式の2次会で突然ソロ・ライブを敢行したのがネイ・パームだった!ハスキーでソウルフルな歌声に一目惚れ。あれから3年。彼女をフィーチャーし、今や世界が注目するバンドに成長したハイエイタス・カイヨーテの来日決定。ファンキー且つカッティング・エッジなサウンドはジャンルを越えて必見です!

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イチ押しアーティスト

HIATUS KAIYOTE

ハイエイタス・カイヨーテ

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ホセ・ジェイムズ
シンガー

エナジーを運ぶ、新しく、独特なサウンド

彼らはどこか新しく力強い、ジャズとパンクを融合したようなサウンド。オーディエンスにもたくさんのエナジーを与えるのでセッションするが好きです。共にしたヨーロッパツアーでは、全てのお客さんが素晴らしい時間を過ごせたはず。とてもスタイリッシュ、そして真のオリジナル! 誰にも真似できません。

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イチ押しアーティスト

SOIL&"PIMP"SESSIONS 

ソイル・アンド・ピンプ・セッションズ

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行方 均(なめかた・ひとし)
レコード・プロデューサー/音楽評論家

夢のような顔ぶれが湾岸に似合う
新たな野外フェスの誕生

1986年から10年間、マウント・フジ・ジャズ・フェスティヴァル・ウィズ・ブルーノートの制作に深く関わりました。富士の麓の山中湖畔を流れるジャズは1年のクライマックスでした。ジャズのシンボル「ブルーノート」の名を冠する新たな野外フェスの誕生、素晴らしいですね!!! ベイブリッジを臨む湾岸のスペシャルなアーバニティにメセニーやグラスパーのサウンドが似合いそうです。しかもジェフ・ベックもやって来るなんて!!!

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お問い合わせ:クリエイティブマン / ☎03-3499-6669 / http://bluenotejazzfestival.jp
※各アーティストのインフォメーション及びインタビュー等はウェブサイトまで

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