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DIONNE WARWICK

artist DIONNE WARWICK

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原田和典のBloggin' BLUE NOTE TOKYO


世紀のエンターテイナー、通算5度目の登場です。ディオンヌ・ワーウィックのスペシャル・ステージが、本日まで行なわれています。

ディオンヌがクラブに出演することは、もちろん世界的にも稀な出来事。「ブルーノート東京」を好み、日本のファンをこよなく愛する彼女だからこそ実現した快挙といえましょう。「曲目は事前に知らせないでほしい。会場に来てくれたお客さんの喜び、驚く顔が見たいから」というディオンヌ側からの要望によって、それぞれの曲名を記載することは避けますが、ついつい、一緒に口ずさみたくなるような曲ばかりです。6月に「ブルーノート東京」に登場したヴァネッサ・ウィリアムスがリバイバル・ヒットさせたあの曲も、明日4日から公演を行なうハーブ・アルパートがかつて歌ったあの曲も、ディオンヌならではの語り口で聴かせてくれます。思いっきり期待して、足を運んでいただけたらと思います。

バック・メンバーは、ブラジル出身のレナルト・ペレイラ(ドラムス)、米国ラスベガス生まれのダン・デモーラエス(ベース)、米国サンディエゴ生まれのトッド・ハンター(ピアノ、キーボード)。全員がタキシードを着て、一丸となって"女王"をサポートします。以前の来日公演よりもシンプルな楽器編成ですが、そのためかディオンヌの歌声がいっそうくっきり際立って聴こえました。Intimate(親密感のある)なサウンドと、巧みなステージ進行は時間の経過を忘れさせてくれます。ニーヨ、シー・ロー、ジェイミー・フォックスらをゲストに迎えたアルバム『Feels So Good』も大好評のディオンヌ。クラブ全体を包み込むかのような、おおらかで優しい彼女の最新ステージを、じっくりお楽しみください!
(原田 2015 9.3)

SET LIST

ディオンヌ・ワーウィック公演のセットリストは “今後ライブをご覧いただく皆様のために、当日の楽しみにしておきたい” とのアーティストの要望により、HPには掲載しておりません。

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