2014 10.10 fri. - 10.11 sat., 10.13 mon.
SLY & ROBBIE and THE TAXI GANG featuring JOHNNY OSBOURNE
artist SLY & ROBBIE
原田和典のBloggin' BLUE NOTE TOKYO
ジャマイカの伝説たちが、目の前で白熱のライヴを繰り広げます。"スライ&ロビー・アンド・ザ・タクシー・ギャング・フィーチャリング・ジョニー・オズボーン"のステージが昨日から始まりました。
ヘルメットをかぶったスライ、恰幅のよいロビーらが位置につくと、さっそく飛び切りのインストゥルメンタル・ナンバーが始まります。MCはトロンボーン奏者のロナルド・ロビンソンが担当。彼自身もフレディ・マグレガー、ジュニア・マーヴィン、トゥーツ&メイタルズ等との共演歴を持つ、伝説的存在のひとりです。基本的にはジャズと同じように各人のアドリブ・ソロがリレーされるのですが、途中でベースとドラムスだけになるパートもあり、これが非常にスリリングでした。不世出のリズム・チーム、スライ&ロビーの"核"を味わったという感じです。
マイクを手にしたロビンソンが、「アイコン、レジェンド、マエストロ」といった言葉でジョニー・オズボーンを呼び出します。別名、ダンスホールのゴッドファーザー。帽子、サングラス、あごひげ、指輪、すべてがおしゃれです。歌うのが嬉しくてたまらないという感じで、ステージを端から端まで動きながら歌うのですが、アクションも歌いっぷりも、とにかく"自然"のひとことに尽きます。彼の中に染み込んでいるグルーヴを、オーディエンスとわかちあっているという印象を受けました。
とにかくジョニーは次々と歌いまくります。「Rock It Tonight」、「Truth And Rights」、「Purify Your Heart」、「Ice Cream Love」・・・そのつど客席は大いに沸き、ファンは踊ったり、手拍子をしたり、一緒に歌ったりして楽します。「ひょっとしたら朝まで歌い続けるんじゃないか」というぐらいの勢いで、まるでクラブ全体を操るかのようにジョニーは熱唱を続けました。もちろんその背後にスライ&ロビーを中心とする熟練ミュージシャンの、極上のサポートがあったことはいうまでもありません。
公演は本日、13日と続きます。ジャマイカの熱気を、ぜひ東京で!
(原田 2014 10.11)
2014 10.10 FRI.
| 1st | |
|---|---|
| 1. | SWING EASY |
| 2. | ROCKFORT ROCK |
| 3. | ROCK IT TONIGH |
| 4. | WHAT A LA LA |
| 5. | REASON |
| 6. | YO YO |
| 7. | NO ICE CREAM LOVE |
| 8. | RIGHT TRACK |
| 9. | TRUTH AND RIGHTS |
| 10. | JAH PROMISE |
| 11. | PURIFY YOUR HEART |
| 12. | BUDY BYE |
| EC. | ICE CREAM SOUND |
| 2nd | |
| 1. | SWING EASY |
| 2. | ROCKFORT ROCK |
| 3. | ROCK IT TONIGHT |
| 4. | WHAT A LA LA |
| 5. | REASON |
| 6. | YO YO |
| 7. | NO ICE CREAM LOVE |
| 8. | RIGHT TRACK |
| 9. | TRUTH AND RIGHTS |
| 10. | JHA PROMISE |
| 11. | PURIFY YOUR HEART |
| 12. | BUDY BYE |
| 13. | ICE CREAM SOUND |
| EC. | LITTLE SOUND BOY |







