8/30 thu. - 9/1 sat.
7:00p.m. & 9:30p.m.
Jimmy Scott(vo)
ジミー・スコット(ヴォーカル)
Hill Greene(music director, b)
ヒル・グリーン(ミュージック・ディレクター、ベース)
T.K. Blue(sax, fl)
T.K. ブルー(サックス、フルート)
Anthony Wonsey(p)
アンソニー・ウォンジー(ピアノ)
Dwayne " Cook " Broadnax(ds)
ドゥエイン・”クック”・ブロードナックス(ドラムス)
¥8,400(税込) ●センターボックス(4名席):お1人様¥11,550(税込) ●アリーナボックス(4名席):お1人様¥10,500(税込)※2組ご相席 ●サイドボックス(4名席):お1人様¥10,500(税込)※2組ご相席
心を震わす唯一無二の歌声。御年82歳
伝説的ジャズ・バラード・シンガー
●エンジェリック・ヴォイスと呼ばれるたとえようのない声の美と、澄み切った無二のまなざしでバラードの芯を照らすマエストロが、今年はふたつの巨大な栄冠を手にしたうえで日本にやってくる。「ジャズ・マスター賞」と「リヴィング・レジェンド賞」の、もうこれより上に何もないくらいの褒賞だ。不遇続きの闇をくぐり抜けてから、目の覚めるような快進撃の連続。音楽産業の良心が、やっとジミーの歌心に追いついたとまで言われる。「いくつ賞をいただいても、私はいつも通り歌い続けるしかないんです」。とはいえ、日本にくるたび、老いとは別のルートを歩んでいくのが分かる、深い色と味の歌唱、そして、酸いも甘いも知った者だけに見える表現世界。それをまた聴けるのは待望1年半ぶり。
●ジミー・スコットことジェイムス・ヴィクター・スコットは、1925年7月17日、オハイオ州クリーヴランド生まれ。男5人、女5人の兄弟姉妹の3番目で、経済的に恵まれない家庭環境にもかかわらず、教会でピアノを弾く母親についてゴスペル音楽に親しんだ。遺伝性のホルモン異常からくるカルマン症候群といって、普通に声変わりせず背丈も伸びない体質だったが、それで後に、エンジェリック・ヴォイスと呼ばれる独特の歌唱スタイルを編み出すことになる。12、13歳の時に母親が交通事故で急逝。地元の劇場でアルバイトをするうち、40年代半ば、20歳前後でプロ・デビュー。ライオネル・ハンプトン楽団で最初のヒット「エヴリバディズ・サムバディズ・フール」を放ち注目を集めるものの、レコード会社の経営難などに道を遮られ、’52年に故郷に戻り、3年ほど音楽界から離れて暮らす。再起動のボタンを押したのは’55年、友人のプロデューサーの薦めでサヴォイ・レコードと契約し、ファースト・アルバム『ヴェリー・トゥルーリー・ユアーズ』(日本コロムビア)を発表。’60年まで5年の間に3枚のLPと数枚のシングル盤を出すも当たらず、さらに、レイ・チャールズの協力で作った快作『フォーリング・ラヴ・イズ・ワンダフル』(ワーナーミュージック・ジャパン)が、契約問題を楯にした業界の横やりで、発売後すぐに店頭から回収される憂き目にあう。この後もさらに、録音したアルバムの発売を止められるなどの妨害が続き、絶えかねたスコットは’76年になると再び故郷に戻り、ホテルや療養所で働き糊口をしのぐことになる。一線に戻る道は’84年、不遇を見かねた熱心なシンパたちの働きかけによって開かれる。音楽雑誌やFM曲にジミー・スコットの名前が戻ると、’89年に「リズム&ブルース財団」が特別功労賞を授与。その賞金を当て自主レーベルを始め、’90年に『Jの肖像』(徳間ジャパン)を制作。ある葬儀で歌うスコットを聴いた音楽プロデューサーの尽力で、大手ワーナー・ブラザーズ傘下のレーベルと契約を交わす。記念すべき復帰作『オール・ザ・ウェイ』(ワーナーミュージック・ジャパン)は、名匠トミー・リピューマのプロデュースで、グラミー賞にノミネート。それに前後して出演したTVシリーズ『ツイン・ピークス』の話題も手伝って、66歳にしてついに幸運の女神と出会う。’92年11月に、東京のジャズ・クラブで初来日公演。『ドリーム』と『ヘヴン』をワーナーで録音する間、デヴィッド・サンボーンの『パールズ』にゲスト参加。ドキュメンタリーの『リトル・ジミー・スコット〜Why was I born〜』が’99年にTV放映されたのを機に、日本に於ける人気も最高潮に達した。以来、映画出演、自伝の上梓のほか、日米で最優秀男性歌手賞を受賞するなど、類を見ない出来事を引き起こしてきた。最新作は、’03年の東京公演の模様を収めた『オール・オブ・ミー』(ヴィーナス・レコード)。’04年に米PBS(公共放送ネットワーク)の「インディペンデント・レンズ聴衆賞」に輝いたドキュメンタリーも、『ジミー・スコット・ストーリー〜If You only New』(ワーナーミュージック・ジャパン)の題でDVD化された。今年は年明け早々に、ジャズ界最高の栄誉とされる「ジャズ・マスター賞」(秋吉敏子が日本人で初受賞)に輝き、3月にはケネディ・センターの「リヴィング・レジェンド・アワード」も獲得している。来日するのは、’06年3月の当店公演以来1年半ぶりで、ブルーノート東京に出演するのは3度目。オフィシャル・サイトは「http://www.jimmyscottofficialwebsite.org/」。
2007 8/30thu.
1ST
1. THE GREAT ONE
2. BLUE SKIES
3. WHEN DID YOU LEAVE HEAVEN
4. EMBARACEABLE YOU
5. PENNIES FROM HEAVEN
6. HAROLD’S THEME
7. TIME AFTER TIME
8. IF YOU ONLY KNEW
2ND
1. THE THANG
2. ALL OF ME
3. THE MASQUERADE IS OVER
4. I GOT IT BAD
5. EVERYBODY NEEDS SOMEBODY
6. BLUES 4 SIBONEY
7. MOTHERLESS
8. I CRIED FOR YOU