ブルーノート東京の観客は、
いつも音楽やミュージシャンを
リスペクトしてくれます

「一度、ブルーノート東京で誕生日を過ごしたことが忘れられませんね。誕生祝いの大きなケーキやスペシャルカクテルまで用意してもらいました。 ほかの誰がそこまでしてくれるでしょうか。本当に光栄です」
こう語るのは、1960年代からジャズ・ベース界の第一線に立ち続けるロン・カーター。ジム・ホールとのデュオ、ビッグ・バンド、 近年のマザーシップであるゴールデン・ストライカー・トリオなどで、数々の名場面を届けてきた最多登場アーティストのひとりである。...

ブルーノート東京は常に
私のお気に入りの
演奏場所のリストの
一番上にあります

自身のグループを始め、オールスター・ユニットの“フォープレイ”、カーク・ウェイラムやアール・クルーとのコラボレーションなど、 さまざまなショウで観客を沸かせてきたピアニストのボブ・ジェームス。「ブルーノート東京への出演は、毎回がハイライトです」と語る彼からメッセージが届いた。
 「ブルーノート東京は常に、私のお気に入りの演奏場所のリストの一番上にあります。思い出は数多くありますが、...

私にとってのモチベーションは
ライヴを聴きに来てくれる
オーディエンスです

「私は自分のことをレコーディング・アーティストよりもライヴ・アーティストだと思っています。皆様の反応を受けて、こちらもまた演奏で反応して……それが本当に楽しいんです。私にとってのモチベーションは、ライヴを聴きに来てくれるオーディエンスですね」
オランダが誇るファンキー・サックス・クイーン、キャンディ・ダルファーの声が弾む。十代の頃から...

ブルーノート東京は
いつでも自分が帰っていきたい
戻っていきたいクラブです

 コロナ禍に苦しむライヴ業界の救済を願い、2020年8月にスタートしたピアニスト・上原ひろみの“SAVE LIVE MUSIC”プロジェクト。およそ2年半の間に全5シリーズ、計56日、110回の公演がブルーノート東京で開催された。
 「自分のツアーがすべてキャンセルになり、海外のアーティストも来日できない状況の中で、果たして何ができるのかと、ブルーノート東京の方と話し合って始まったのがこのプロジェクトでした。...

世界中のファンに
音楽の素晴らしさを
発信し続けてほしいですね

日本屈指の名手が集結し、2013年に正式発足した“ブルーノート東京オールスター・ジャズ・オーケストラ”。バディ・リッチ、ウディ・ハーマン等の名門ビッグバンドで腕を磨いたトランペット奏者のエリック・ミヤシロを音楽監督に迎え、パット・メセニーを筆頭に数多くのトップ・プレイヤーと共演を重ねてきた。
「2011年3月に発生した東日本大震災の後に“音楽家ができることはないだろうか”とブルーノート東京に連絡して、...

概念にとらわれず、今の音楽を
大胆にブッキングしていこうという
懐の広さを感じます

 去る8月、アフロビート・バンド“aTak”を率いて登場した黒田卓也。2016年から毎年ブルーノート東京で公演し、輝かしいトランペット・プレイと進化し続ける音作りでオーディエンスを熱狂させてきた。
 「十代の頃から、ブルーノート東京のステージに立つことは大きな夢のひとつでした。...