【JAM vol.220】JOEY ALEXANDER | News & Features | BLUE NOTE TOKYO

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【JAM vol.220】JOEY ALEXANDER

【JAM vol.220】JOEY ALEXANDER

text = Kazunori Harada

ハービー、ウィントンも称賛する
若手トップ・ジャズ・ピアニストが待望の初登場

 ホワイトハウスで開催された「インターナショナル・ジャズ・デイ2016 グローバル・コンサート」において、ウェイン・ショーターやエスペランサ・スポルディングと共演。ハービー・ハンコックやウィントン・マルサリスも認める俊英ピアニスト、ジョーイ・アレキサンダーが遂にブルーノート東京初登場を果たす。

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 2003年、インドネシアのバリ島生まれ。アマチュアのジャズ・ミュージシャンだった父親の影響で幼少の頃からジャズに親しみ、6歳の頃には小型キーボードでセロニアス・モンクの曲を弾いていたと伝えられる。2011年、ユネスコ大使としてジャカルタを訪れていたハービー・ハンコックに演奏を賞賛されたことを機にプロのジャズ・ミュージシャンを志すようになり、2014年に入ると一家揃って米国ニューヨークに移住。翌15年に発表されたデビュー・アルバム『マイ・フェイヴァリット・シングス』は最優秀ジャズ・インストゥルメンタル・アルバム部門を含むグラミー賞2部門にノミネートされた。

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 最新作『オリジン』は、クリスチャン・マクブライドやアルフレッド・ロドリゲスも所属する有力レーベル"マック・アヴェニュー・ミュージック"からの第一弾。ブラッド・メルドー・トリオの一員であるラリー・グレナディア、自身のグループ"オラクル"での活動も目覚ましいケンドリック・スコットとの強力なトリオを軸に、ギラッド・ヘクセルマン、クリス・ポッターをゲストに迎え、初めてアルバム一枚を自身のオリジナル・ナンバーで占めた。コロナ禍のなか、故郷のバリ島に帰省してじっくりと楽曲の構想を練り、ニューヨークに戻ってからレコーディングに取りかかったという。入魂のバラード「ヘジテイション」を筆頭に、"ジョーイが、こんなに楽想の豊かなメロディ・メイカーだったとは"と感嘆せずにはいられないナンバーが『オリジン』にはある。今回の公演では、作曲家としての充実ぶりと、さらに磨きのかかったピアノ・プレイの双方で、オーディエンスを魅了しつくすに違いない。

LIVE INFORMATION

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ジョーイ・アレキサンダー

2023 5.30 tue., 5.31 wed., 6.1 thu.
[1st]Open5:00pm Start6:00pm [2nd]Open7:45pm Start8:30pm
https://www.bluenote.co.jp/jp/artists/joey-alexander/

<MEMBER>
ジョーイ・アレキサンダー(ピアノ)
クリス・ファン(ベース)
ジョン・デイヴィス(ドラムス)

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