【JAM vol.218】CHRIS BOTTI | News & Features | BLUE NOTE TOKYO

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【JAM vol.218】CHRIS BOTTI

【JAM vol.218】CHRIS BOTTI

text = Kenichi Aono

最高にクールな演奏が真冬の東京をホットに!
クリス・ボッティ、待望の5デイズ公演

 2020年にブルーノート東京で行われた5デイズ10ステージ公演で、スペースをゆったりとった抒情的な曲からファンキーなナンバーまで、ヴァリエーション豊富なレパートリーと卓越した演奏技術を披露しオーディエンスを唸らせたトランペット奏者、クリス・ボッティが3年ぶりにブルーノート東京に帰ってくる。

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 マイルス・デイヴィスに憧れてジャズ・トランペットの道に進んだクリス・ボッティは、1980年代から1990年代にかけてフランク・シナトラ、スティング、ボブ・ディラン、チャカ・カーンらと共演し、1995年にソロ・デビュー。2012年のアルバム『インプレッションズ』が「第55回グラミー賞」ベスト・ポップ・インストゥルメンタル・アルバム賞を受賞するなど、現在まで世界的トランペッターの名をほしいままにしている。ニューヨークのブルーノートでは12月から年明け1月1日までのレジデンシーを彼が務めるのが恒例となっていることからも、その人気のほどが窺えよう。

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 優しく語りかけるようなインティメイトなミディアム・トーン、聴く者の心までグッと持ち上げるハイ・ノート----クリス・ボッティのトランペットの表現力に驚くべきものがあるのはご存じのとおりだが、ステージでの"これぞジャズの醍醐味"という丁々発止のスリリングなインタープレイの凄まじさも彼の演奏の特筆すべきところ。現時点ではバンド・メンバーは明らかにされていないが、彼が見込んだ信頼を寄せるミュージシャンたちが脇を固めるのは間違いないだろうし、そんなメンバーとの音の対話が実に楽しみである。ハート・ウォーミングでありホット、そして最高にクールな演奏を至近距離で堪能できる、なんとも贅沢なプレミアム・ライヴだ。

LIVE INFORMATION

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クリス・ボッティ

2023 2.16 thu., 2.17 fri., 2.18 sat., 2.19 sun., 2.20 mon.
2.16 thu., 2.17 fri., 2.20 mon.
[1st]Open5:00pm Start6:00pm
[2nd]Open7:45pm Start8:45pm
2.18 sat., 2.19 sun.
[1st]Open4:00pm Start5:00pm
[2nd]Open7:00pm Start8:00pm
https://www.bluenote.co.jp/jp/artists/chris-botti/

<MEMBER>
クリス・ボッティ(トランペット)
チャド・レフコウィッツ=ブラウン(サックス)
ベン・バトラー(ギター)
ホルガー・マルヤマー(ピアノ)
アナスタシア・マズロク(ヴァイオリン)
レジー・ハミルトン(ベース)
リー・ピアソン(ドラムス)
サイ・スミス(ヴォーカル)
ジョン・スプリトホフ(ヴォーカル)

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