LIVE REPORTS

ARTIST ARCHIVES

MONTHLY ARCHIVE

VIDEO ARCHIVES


DAVE KOZ featuring JAVIER COLON

artist DAVE KOZ , JAVIER COLON

VIDEO

REPORT

原田和典のBloggin' BLUE NOTE TOKYO


絶えない笑顔と全力のプレイで楽しませてくれる大エンターテイナー、デイヴ・コーズが昨日から極上のショウを繰り広げています。しかも今回は、バックのメンバーが圧倒的にすごい! キーボードはマイケル・ジャクソンの音楽監督を長きにわたって務めたグレッグ・フィリンゲインズが担当、ギターは1000種ものレコーディングに参加してきた超売れっ子セッションマンのポール・ジャクソンJr.、そしてベースはアル・ジャロウのサポートを20年間経験、個人的にはオーネット・コールマン&プライム・タイムでの活動が印象深いクリス・ウォーカーです。彼らが一緒にやってきて、この日本で、しかもクラブならではの至近距離で演奏を聴かせてくれるとは、ぼくにとっては奇跡のような出来事です。

もちろんデイヴもアルト、カーブド・ソプラノ、テナーの各サックスを使い分け、客席でブロウしたり、右腕でポーズをとりながら吹いたり、円を描くようなステップを踏んでサックスを高く掲げたりと、華やかさをふりまきます。MCに登場する日本語はさらに上手になり、「また日本に来るのが待ちきれなかった」というデイヴの気持ちと、来日を待ち焦がれたファンの気持ちがぶつかりあうような、熱い空気が会場中に充満しました。ディズニー・ソング「When You Wish Upon A Star」から始まったステージは、ときにメロウに、ときにファンキーに、ときにセンチメンタルにと移り変わり、ウォーカーはアル・ジャロウに捧げた「Take Five」と「Spain」でジャロウばりの歌声も聴かせてくれました。

そして、曲によってはさらに、ハビエル・コロンの美声がここに加わります。彼がデイヴと日本に来たのはこれが二度目、ドミニカ人の父とプエルトリコ人の母の間にアメリカのコネチカット州で生まれ、「The Voice」というTVショウで優勝して名を知らしめました。バラードもファンキーな曲も何でも来いの実力派ですが、ぼくはワム!(ジョージ・マイケル)のカヴァー「Careless Whisper」が特に印象に残りました。デイヴはこの曲を"グレイテスト・サキソフォン・ソング"と紹介していましたが、この日のパフォーマンスでもデイヴは、あの印象的なテナー・サックスの前奏をほとんどそのまま演奏し、ハビエルのヴォーカルにつなぎました。

公演は17日まで続きます。黄金のメンバーによるパフォーマンスを、ぜひごらんください。
(原田 2017 9.15)


Photo by Yuka Yamaji

SET LIST

2017 9.14 THU.
1st
1. OVER THE RAINBOW
2. GIVE IT UP
3. TOGETHER AGAIN
4. GOT TO GET YOU INTO MY LIFE
5. SILVER LINING
6. CARELESS WHISPER
7. TIME AFTER TIME
8. DOWN THE ROAD
9. TAKE5
10. SPAIN
11. THE DANCE
12. YOU MAKE ME SMILE
EC. I’LL BE THERE
 
2nd
1. GIVE IT UP
2. TOGETHER AGAIN
3. HONEY DIPPED
4. ANYTHING’S POSSIBLE
5. SILVER LINING
6. THE DANCE
7. CLEAR THE AIR
8. DOWN THE ROAD
9. TAKE5
10. SPAIN
11. HALLELUJAH
12. YOU MAKE ME SMILE
EC. I’LL BE THERE

INDEX