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原田和典のBloggin' BLUE NOTE TOKYO


ニュー・ソウル、メンフィス・ソウル、フィリー・ソウル、ブラス・ロック・・・こういった音楽が大好きなファンは、彼らのライヴにたまらない喜びを感じることでしょう。そしてもちろん、こうした言葉は知らないけれど、ノリが良くてハッピーな気分になれるサウンドを日々求めているファンにも、彼らのライヴは100%の快感を与えてくれるはずです。

英国の実力派ソウル・バンド、ストーン・ファンデーション(2015年、フジロックに出演)のステージが昨日から始まっています。フロントマンはもちろんリード・ヴォーカルとギターのニール・ジョーンズ。パーカッションのロブ・ニュートンとドラムスのフィリップ・フォードは後列で、ほかの6人は前列で横並びになって演奏します。ツイン・トランペットのきらびやかな響き、イアン・アーノルドが奏でるオルガンの分厚い音色も大変な聴きものです。ニールはMCで盛んに客席に話しかけ、「踊ってほしい」「一緒に歌ってほしい」と呼びかけます。オーディエンスがそれに、熱烈に応じたのはいうまでもありません。

プログラムは3月下旬に発売されたばかりの、豪華ゲストを迎えた最新作『ストリート・リチュアルズ』からの楽曲が中心。CDではベテラン女性歌手のベティ・ラヴェットが朗々と歌っている「Season of Change」から、ディープな"ソウル・ミュージック愛"が炸裂します。元スタイル・カウンシルのポール・ウェラーがリード・ヴォーカルをとっていた「Back In the Game」も、この日はニールが快唱。ふたりのブラス奏者がフリューゲルホーンに持ち替えてメロウな響きを醸し出すなかを、ニールは抑え気味の発声で、歌詞を語りかけるように表現します。また「Open Your Heart to the World」ではイアンが、まるでレイ・チャールズが弾くワーリッツァー社(ウーリッツァーという表記もあり)のエレクトリック・ピアノのような音色をキーボードから絞り出していました。本編ラストは、マーヴィン・ゲイのカヴァー「What's Going On」。メロディを自在にアレンジするニールと、ドラムスとパーカッションの熱い絡みに、時間の経過を忘れたのはぼくだけではないはずです。

公演は本日まで開催。きょうはどんな"グルーヴ"を届けてくれるのでしょうか。
(原田 2017 5.28)


Photo by Tsuneo Koga

SET LIST

2017 5.27 SAT.
1st
1. SEASON OF CHANGE
2. BEVERLEY
3. LEARNING THE HARD WAY
4. BACK IN THE GAME
5. OPEN YOUR HEART TO THE WORLD
6. THESE LIFE STORIES
7. YOUR BALLOON IS RISING
8. A LOVE UPRISING
9. STRANGE PEOPLE
10. THE COLOUR OF…
11. STREET RITUALS
12. SIMPLIFY THE SITUATION
13. WHAT’S GOING ON
EC. SOMETHING IN THE LIGHT
 
2nd
1. SEASON OF CHANGE
2. BEVERLEY
3. LEARNING THE HARD WAY
4. BACK IN THE GAME
5. OPEN YOUR HEART TO THE WORLD
6. THE LIMIT OF A MAN
7. YOUR BALLOON IS RISING
8. A LOVE UPRISING
9. STRANGE PEOPLE
10. SPEAK YOUR PIECE
11. STREET RITUALS
12. SIMPLIFY THE SITUATION
EC1. PUSHING YOUR LOVE
EC2. WHAT’S GOING ON
EC3. THAT’S THE WAY I WANT TO LIVE MY LIFE

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