8.15 sat. @Blue Note Tokyo / 8.16 sun. @Motion Blue Yokohama / 8.18 tue. - 8.19 wed. @Cotton Club
THE BRAND NEW HEAVIES @BLUE NOTE TOKYO
artist THE BRAND NEW HEAVIES
原田和典のBloggin' BLUE NOTE TOKYO
超満員になるであろうとは事前から予想できましたが、それにしても尋常ではない熱気です。ミュージシャンの持つパワーと、オーディエンスのパワーが混ざり合い、とんでもない熱を放っているという印象を受けました。ヴォーカルのドーン・ジョセフに至っては、「とんでもなくホットね。山に登っているような気分になってきたわ。ちょっと深呼吸させて」と興奮した面持ちで語るほど。ザ・ブラン・ニュー・ヘヴィーズは、今年も「ブルーノート東京」の隅から隅までをダンサブルに染め上げました。
ドラムスを叩きながら歌うヤン・キンケード、骨太なベーシストのアンドリュー・レヴィ、ソウルフルにギターを鳴らすサイモン・バーソロミュー。不動の3人は今年も絶妙なコンビネーションです。参加3年目のドーン・ジョセフも、いまではすっかりグループの看板ヴォーカリストです。まずは大きな髪飾りをつけて登場し、後半は青いドレスに着替えてパフォーマンスしていましたが、紅一点である彼女の存在は、目にも耳にも実に華やかに感じられます。「Never Stop」や「You Are The Universe」など、グループ初期からプレイされ続けているナンバーも、もう、見事なまでに"ドーンの持ち歌"になっています。曲によってはラッセル・ベネット(トランペット)やアンディ・ロス(テナー・サックス)のソロもフィーチャーされ、歌も演奏も聴きごたえたっぷりでした。ぼくが見た初日のファースト・セットでは、3月にリリースされたインスト・アルバム『ザ・ブラン・ニュー・ヘヴィーズ・プレゼンツ・ジ・エレファント・イン・ザ・ルーム』からの曲は演奏されませんでしたが、セット・リストは日替わりで変わるようです。今後の公演は本日「モーション・ブルー・ヨコハマ」、18日と19日は「コットンクラブ」で行なわれます。"アシッド・ジャズの王者"の、飛び切り開放感あふれるステージを、ぜひチェックしていただきたいと思います。
(原田 2015 8.16)
●THE BRAND NEW HEAVIES
2015 8.16 sun. モーション・ブルー・ヨコハマ

2015 8.18 tue. - 8.19 wed. コットンクラブ

2015 8.15 SAT.
| 1st | |
|---|---|
| 1. | INTRO |
| 2. | BACK TO LOVE |
| 3. | NEVER STOP |
| 4. | DREAM ON DREAMER ~ MIDNIGHT AT THE OASIS |
| 5. | HEAVEN |
| 6. | B*N*H* |
| 7. | SOMETIMES |
| 8. | SUNLIGHT |
| 9. | SPEND SOME TIME |
| 10. | SWEET FREEEK |
| 11. | STAY THIS WAY |
| EC. | YOU ARE THE UNIVERSE |
| 2nd | |
| 1. | INTRO |
| 2. | BACK TO LOVE |
| 3. | NEVER STOP |
| 4. | DREAM ON DREAMER ~ MIDNIGHT AT THE OASIS |
| 5. | HEAVEN |
| 6. | B*N*H* |
| 7. | SOMETIMES |
| 8. | SPEND SOME TIME |
| 9. | SWEET FREEEK |
| 10. | STAY THIS WAY |
| EC1. | YOU ARE THE UNIVERSE |
| EC2. | DREAM COME TRUE |







