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AVERY*SUNSHINE

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原田和典のBloggin' BLUE NOTE TOKYO


その名前通り、明るくて華やかで心あたたまるステージでした。夜の青山に「サンシャイン」が降り注ぎました。注目のシンガー・ソングライターにして卓越したキーボード奏者でもあるエイヴリー・サンシャインの「ブルーノート東京」公演は必ず、真の歌好きを魅了するはずです。

彼女はタイラー・ペリー、ウィル・ダウニングらとの共演を経て、2010年にソロ・デビューを果たしました。ゴスペルやR&Bへの敬愛を感じさせる歌声、きめ細やかなフェンダー・ローズやアコースティック・ピアノの響き、そしてユーモアのセンスに富んだステージ進行は、もう何十年もキャリアを重ねたエンターテイナーのようです。

日本語を取り入れたMCを挟みながら、立て続けに自作曲が歌われます。突き抜けるようなハイ・トーン気味の歌声は、たとえばレイラ・ハサウェイやカサンドラ・ウィルソンのようなディープ・ヴォイスとは対照的です。しかし、これがいいのです。快活なバンド・サウンド、メジャー・キー(長調)主体の曲調とエイヴリーの輝かしい声質がピッタリ合って、客席からは自然に手拍子やハミングが飛び出します。

後半ではキャロル・キングやロバータ・フラックで有名な「ユーヴ・ガット・ア・フレンド」等、有名曲のカヴァーも披露。これも実にソウルフルでした。今後の彼女がさらなる名声を獲得するのは100%確実といっていいでしょう。公演は本日まで。おしゃれな衣装(とくにイヤリング)にもご注目を!
(原田 2014 10.9)

SET LIST

2014 10.8 WED.
   
1st
1. SUNGODDESS~I GOT SUNSHINE
2. ALL IN MY HEAD
3. PININ’
4. UGLY PART OF ME~SAFE IN HIS ARMS
5. STALKER
6. LIKE THIS
7. SEE YOU SHEN I GET THERE
8. SUNDAY MORNING
9. WON’T YOU TRY
10. YOU’VE GOT A FRIEND
11. TIME TO SHINE
EC. YOU BROUGHT THE SUNSHINE~THE MOST
 
2nd
1. SUNGODDESS~I GOT SUNSHINE
2. ALL IN MY HEAD
3. PININ’
4. CALL MY NAME
5. STALKER
6. LIKE THIS
7. SEE YOU WHEN I GET THERE
8. SUNDAY MORNING
9. WON’T YOU TRY
10. YOU’VE GOT A FRIEND
11. TIME TO SHINE
EC. BLESSING ME~SAFE IN HIS ARMS~YOU BROUGHT THE SUNSHINE~THE MOST

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