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  ナタリー・コール-NATALIE COLE
 
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情感豊かな歌声とエレガントなステージで全世界の音楽ファンを魅了するナタリー・コールが希少なクラブ公演を行なう。父ナット・キング・コールの影響で幼い頃から音楽に親しみ、11歳でプロ・デビュー。'75年に「This Will Be」が大ヒット、R&B〜ブラック・コンテンポラリー界を代表する存在となった。'91年には父親の愛唱曲を集めた『アンフォゲッタブル』が1,400万枚超の大ヒットを記録。17年ぶりの続編となる『スティル・アンフォゲッタブル』も大きな反響を呼んでいる。R&Bからスタンダード・ナンバーまで、あらゆるレパートリーに魅力を発揮するナタリー。名実ともに世界最高のシンガーのひとりである彼女の“現在”を見逃すわけにはいかない。


●1950年2月4日、ナット・キング・コールの次女としてカリフォルニア州ロサンジェルスに生まれる。フルネームは、母親のミドル・ネームを取ってステファニー・ナタリー・マリア・コール。幼い頃から父ナットの音楽に囲まれて育ち、11歳でステージ・デビュー。大学を出てクラブ・シンガーとして活躍するうち、カーティス・メイフィールドを介してキャピトル・レコードと契約し、’75年にデビュー作『インセパラブル』を発表。グラミー賞の「最優秀新人賞」に選出されると同時に、収録曲の〈ジス・ウィル・ビー〉が同賞の「最優秀R&Bヴォーカル賞」に輝き、アルバムはゴールドの売り上げを記録するなどセンセーショナルなデビューを飾る。翌’76年『ナタリー』で再びグラミーを受賞すると、『アンプレディクタブル』『サンクフル』『ナタリー・ライヴ』『アイ・ラヴ・ユー・ソー』などがすべてがゴールドやプラチナ・アルバムに。さらに、’76年には「東京音楽祭」のため初来日し、『ナタリー』収録の〈ミスター・メロディ〉を歌ってグランプリを獲得。名実ともに大物歌手の仲間入りをした。’80年代に入ると喉の疾患などでしばらくアルバム制作を休止したが、’87年に『永遠の夢』で表舞台に戻り、『グッド・トゥ・ビー・バック』の発表を経て、スーパー・アルバム『アンフォゲッタブル』を’91年に完成。亡き父の歌声とデュエットすることで、ジャズ・シンガーとしてのアイデンティティに目覚めた。アルバムは、第34回グラミーで「レコード・オブ・ザ・イヤー」「アルバム・オブ・ザ・イヤー」の主要部門を含む6賞と、「ソウル・トレイン・アワード」を獲得。その後も、『テイク・ア・ルック』『スターダスト』の大作でグラミー・ウィナーとなり、父ナットに勝るとも劣らぬ人気と評価に包まれてきた。’02年にはヴァーヴ・レコードに移籍して『アスク・ア・ウーマン・フー・ノウズ』を発表。名匠トミー・リピューマのプロデュースでダイアナ・クラールとのデュエットなども収録し、第45回グラミーで4部門にノミネートされたほか、3つ目のNAACP(National Association for the Advancement of Colored People=全米黒人向上協会)イメージ・アワードを受賞。’02年には父親との思い出などを綴った自伝『Angel on My Shoulder』を上梓している。最新作『スティル・アンフォゲッタブル』(ワーナーミュージック・ジャパン)では、再々度父ナットとの疑似デュエットを収録し、第51回グラミーの「トラディショナル・ポップ・ヴォーカル賞」を獲得。音楽活動に並行して、熱帯雨林基金、小児糖尿病基金、アメリカ赤十字などの慈善福祉活動にも尽力してきた。来日するのは、’08年6月の当店公演以来待望2年ぶり。オフィシャル・サイトは「http://www.nataliecole.com/」。


NATALIE COLE
ナタリー・コール


2010 5.16sun.-5.23sun. (5.19wed.OFF)


公演時間

5.16sun.,5.22sat.,5.23sun.
 [1st] Open5:00p.m. Start6:00p.m.
 [2nd] Open8:00p.m. Start8:45p.m.
5.17mon.,5.18tue.,5.20thu.,5.21fri.
 [1st] Open5:30p.m. Start7:00p.m.
 [2nd] Open8:45p.m. Start9:30p.m.


メンバー

Natalie Cole(vo)
ナタリー・コール(ヴォーカル)
Gail Dearick(MD,key)
ゲイル・デドリック(ミュージカルディレクター、キーボード)
Josh Nelson(p)
ジョシュ・ネルソン(ピアノ)
Alex Alessandroni(key)
アレックス・アレッサンドローニ(キーボード)
Brady Cohan(g)
ブラディ・コーハン(ギター)
Edwin Livingston(b)
エドウィン・リヴィングストン(ベース)
Robert Miller(ds)
ロバート・ミラー(ドラムス)
Lindsey Jackson(back vo)
リンゼイ・ジャクソン(バック・ヴォーカル)
Yvette Mitchell(back vo)
イヴェット・ミッチェル(バック・ヴォーカル)



●5.27thu. はコットンクラブにて公演
詳細はコットンクラブ オフィシャルサイトへ


ナタリー・コール - Still Unforgettable (Deluxe Edition)



チャージ料金表

¥13,650(税込)


 

完全復活! 世界を魅了する超大物シンガーが、『アンフォゲッタブル』の続編を携えて待望の登場

無数のビッグ・ヒットを持つグラミー・ウィナー、ナタリー・コール。病から完全復活し、
「ウイ・アー・ザ・ワールド25フォー・ハイチ」への参加など精力的な活動を続ける彼女がこの5月、クラブに帰ってくる。

text / Kazunori Harada

2008年6月、「ブルーノート東京」で行なわれたナタリー・コールのステージでは皆、言葉にできない思いを共有したのではないだろうか。病を患い、予期せぬ車椅子での登場となったが、オーディエンスのために可能な限りのベストを尽くす姿には、真のエンターテイナーだけが持つプライドが感じられた。
帰国後、ただちに健康診断を受けたが、本来ならステージで歌えるようなコンディションではなかったのだという。治療を受けながらアルバム『スティル・アンフォゲッタブル』のプロモーションをこなしたが、9月19日ニューヨークで入院。以来、ナタリーは殆どの日々を静養にあてていた。
しかし、彼女は完全に回復したようだ。この2月にはハイチ大地震による被災者支援のために録音された「ウイ・アー・ザ・ワールド25フォー・ハイチ」('85年にUSAフォー・アフリカ名義で発表された「ウイ・アー・ザ・ワールド」のリメイク版)に参加。オリジナル・ヴァージョンにも携わったクインシー・ジョーンズ、ライオネル・リッチー、そして新たに参加したマーヴィン・ウォーレン(元TAKE6)やセリーヌ・ディオンらと共に重要な役割を担っている。
今はとにかく、再び日本のファンの前で歌うことを本当に楽しみにしているという。R&B、AOR、ジャズ等、あらゆるレパートリーを自分のものにしてきた彼女である。いくら期待しても期待しすぎることはないはずだ。プロフェッショナルの中のプロフェッショナル、それがナタリー・コールなのだから。

“サラブレッド”の域を超えた アメリカ最高峰のエンターテイナー
ナタリーの“プロ根性”は、当然ながら彼女の生い立ちにも関係している。父親は20世紀を代表するエンターテイナーとしてフランク・シナトラと人気・実力を二分したナット・キング・コール。その甘いヴォーカルは“ビロードの声”と呼ばれ、軽妙なピアノ・スタイルはオスカー・ピーターソン等、多くの後継者を生んだ。「プリテンド」、「モナ・リザ」、「スターダスト」、「キサス・キサス・キサス」等、多くのヒット曲をキャピトル・レコードから発表し、アフリカ系アメリカ人として初めて自身のテレビ・ショウを持ったことでも知られている。ナタリーはナットの次女としてカリフォルニアで生まれた。本名ステファニー・ナタリー・マリア・コール。音楽に生涯を捧げた父親の姿は、幼いナタリーに大きな影響を与えたはずだ。
11歳でステージ・デビューを果たしたナタリーは、大学卒業後にクラブへの出演を開始。1975年には、カーティス・メイフィールド(ジェフ・ベック等もとりあげた「ピープル・ゲット・レディ」の作者。シカゴ・ソウルの伝説的存在)の推薦で、父ナットも所属していたキャピトル・レコードと契約した。 デビュー作『インセパラブル』は、同年度のグラミー賞で最優秀新人賞と最優秀R&Bヴォーカル賞を受賞し、ゴールド・ディスクも獲得。収録曲の「ジス・ウィル・ビー」とタイトル曲はシングル・カットされて全米総合チャートの上位に達した。'76年のアルバム『ナタリー』も再びグラミー賞を獲得、彼女は名実共に全米を代表する人気シンガーとなった。また、この'76年には東京音楽祭世界大会出演のために初来日、「ミスター・メロディ」で見事グランプリを受賞している(ちなみに金賞はポインター・シスターズ。審査員の中には、父ナットやフランク・シナトラのアレンジャーとして知られるネルソン・リドルもいた)。ナタリーと日本のファンの距離は、一気に近づいた。'77年には「アイヴ・ガット・ラヴ・オン・マイ・マインド」が全米総合チャート5位、R&B部門1位に輝いた。
順調すぎるほどの歩みをみせたナンシーだったが、'80年代に入るとスランプに見舞われ、活動が断続的になってしまう。しかし'87年に『永遠の夢』で第一線に舞い戻り、'88年には「ピンク・キャデラック」、'89年には「ミス・ユー・ライク・クレイジー」(R&B部門とアダルト・コンテンポラリー部門で首位を獲得)をヒットさせた。彼女の本格的な復活を、どれだけ多くのオーディエンスが待ち望んでいたがわかる。

観客ひとりひとりの心に語りかける 誠実なステージ
R&B〜ブラック・コンテンポラリー系、もしくはAOR系のレパートリーで人気を集めてきたナタリーにとってひとつの転機となったのが、名匠トミー・リピューマとの共同プロデュースで制作したアルバム『アンフォゲッタブル』('91年発表)だ。父ナットが愛唱したジャズ・ナンバー、スタンダード・ソングを、まるで彼の時代に立ち戻ったかのようなアレンジで歌ったアルバムである。タイトル曲では最新技術を駆使し、亡きナットとの“ヴァーチャル・デュエット”を披露。大きな話題を呼んだこの作品は、ヒット・チャートのトップを飾るだけではなく、グラミー賞で7部門を獲得した。現在までの売り上げは1400万枚を超えるという。
その後も、『テイク・ア・ルック』や『スターダスト』等のアルバムでグラミー賞を獲得。デビュー25周年にあたる2000年には自伝『Angel on My Shoulder』(日本未発売)を刊行、全米でベスト・セラーを記録した。この本を元にしたテレビ映画も、彼女自身のプロデュースで制作されて好評を博したときく。2008年には、『アンフォゲッタブル』から17年ぶりの“続編”『スティル・アンフォゲッタブル』を発表。グラミー賞では最優秀ポップ・ヴォーカル部門と最優秀インストルメンタル・アカンパニング・ヴォーカリスト部門を受賞した。自身のホームページで、ナタリーは『スティル・アンフォゲッタブル』についてこう答えている。
「タイミングはとても大切です。だから、(続編を作ることを)急ぐつもりはありませんでした。でも、今ならそれにふさわしいんじゃないかっていう直感が働いたんです。前作が成功した直後、ただちにそれに追随するようなことはしたくなかったのです」
ブルーノート東京には1996年に初登場。以来、'08年6月までに5度登場しているが、ナタリーがクラブで歌うことはアメリカでも本当に希少。日本をこよなく愛する彼女からのプレゼントが、このブルーノート東京公演なのだ。
アメリカを代表する超大物エンターテイナーとして揺るぎない地位を獲得しているナタリーだが、その素顔は実に気さくで暖かい。今回も彼女は、オーディエンスひとりひとりの心に語りかけるように、誠実なステージを繰り広げてくれることだろう。


 
Message

I have been traveling to JAPAN since the early part of my career-- Tokyo continues to fascinate me.


I am quite excited to be returning this Spring and especially because I will be returning in good health.
The Blue Note is like "home" to me and I have the best fans! Can't wait!


Natalie Cole


デビューして間もない頃から何度も日本を訪れているけれど、東京は今も私を魅了し続けているわ。


この春また東京に行けること、とりわけ健康状態を回復して行けることがとても嬉しくてエキサイトしているのよ。
ブルーノート東京は私にとって“home”のようだし、素晴しいファンのみなさんが待っていてくれる。東京に行くのが待ちきれないわ!


ナタリー・コール



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電話番号
 
2010. 5.16sun.

1ST
1.POINT OF ORIGIN
2.MINT BLUES
3.SUMMER SUN
Natalie Cole - Still Unforgettable (Deluxe Edition) - Summer Sun
4.COME RAIN OR COME SHINE
Natalie Cole - Still Unforgettable (Deluxe Edition) - Come Rain or Come Shine
5.NICE 'N' EASY
Natalie Cole - Still Unforgettable (Deluxe Edition) - Nice 'N' Easy
6.WHAT A DIFFERENCE A DAY MODE
7.BETTER THAN ANYTHING
Natalie Cole & Diana Krall - Ask a Woman Who Knows - Better Than Anything
8.SOMEWHERE ALONG THE WAY
Natalie Cole - Still Unforgettable (Deluxe Edition) - Somewhere Along the Way
9.MEDLEY
FOR SENTIMENTAL REASONS
〜TENDERLY
〜AUTMUN LEAVES
Natalie Cole - Unforgettable: With Love - Medley: For Sentimental Reasons / Tenderly / Autumn Leaves
10.UNFORGETTABLE
Natalie Cole - Unforgettable: With Love - Unforgettable
11.ORANGE COLORED SKY
Natalie Cole - Unforgettable: With Love - Orange Colored Sky
12.IT'S ALL RIGHT WITH ME
Natalie Cole - Still Unforgettable (Deluxe Edition) - It's All Right With Me
13.L-O-V-E
Natalie Cole - Unforgettable: With Love - L-O-V-E

2ND
1.POINT OF ORIGIN
2.MINT BLUES
3.ALMOST LIKE BEING IN LOVE
Natalie Cole - Unforgettable: With Love - Almost Like Being In Love
4.SUMMER SUN
Natalie Cole - Still Unforgettable (Deluxe Edition) - Summer Sun
5.PAPER MOON
Natalie Cole - Unforgettable: With Love - (It's Only A) Paper Moon
6.SOMETHING'S GOTTA GIVE
Natalie Cole - Still Unforgettable (Deluxe Edition) - Something's Gotta Give
7.NICE 'N' EASY
Natalie Cole - Still Unforgettable (Deluxe Edition) - Nice 'N' Easy
8.TELL ME ALL ABOUT IT
Natalie Cole - Ask a Woman Who Knows - Tell Me All About It
9.SO MANY STARS
Natalie Cole - Ask a Woman Who Knows - So Many Stars
10.THERE'S A LULL IN MY LIFE
11.THAT SUNDAY THAT SUMMER
Natalie Cole - Unforgettable: With Love - That Sunday That Summer
12.SMILE
Natalie Cole - Unforgettable: With Love - Smile
13.UNFORGETTABLE
Natalie Cole - Unforgettable: With Love - Unforgettable
14.IT'S ALL RIGHT WITH ME
Natalie Cole - Still Unforgettable (Deluxe Edition) - It's All Right With Me
15.L-O-V-E
Natalie Cole - Unforgettable: With Love - L-O-V-E
16.MONA LISA
Natalie Cole - Unforgettable: With Love - Mona Lisa