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世界一ファンキーなパーティがこの春、ブルーノート東京で行われる。プロデューサー、ギタリストとして音楽シーンに君臨する“ダンス・ミュージックの帝王”ナイル・ロジャースが、今年もシックを率いて登場する! ホット&セクシーなサウンドで世界を席巻するシックは「おしゃれフリーク」、「グッド・タイムス」等の名曲で知られる最高峰のディスコ・ユニット。その一方でナイルはマドンナ、デヴィッド・ボウイ、ダイアナ・ロス等をプロデュースし、多数のメガ・ヒットを生み出している。4枚組CD『シック・オーガニゼイション・ボックス・セット・ヴォリューム・ワン』も大好評のナイル&シック。パワー炸裂のエンタテインメントを思う存分、体感したい。
NILE RODGERS & CHIC
ナイル・ロジャース&シック
2011 4.14thu.-4.18mon.
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●4.17sun. [1stショウ]
20歳未満の方にもご入場いただける特別公演
→特別公演の詳細はこちら
●4.17sun.:[2ndショウの途中]
『シック・ギター・コンテスト 2011ファイナル』を開催
→シック・ギター・コンテストの詳細はこちら
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4.14thu.-4.15fri., 4.18mon.
[1st]Open5:30p.m. Start7:00p.m.
[2nd]Open8:45p.m. Start9:30p.m.
4.16sat.
[1st]Open4:30p.m. Start6:00p.m.
[2nd]Open8:00p.m. Start8:45p.m.
4.17sun.
[1st]Open3:00p.m.Start4:00p.m.
[2nd]Open6:00p.m.Start7:00p.m.
Nile Rodgers(g,vo)
ナイル・ロジャース(ギター、ヴォーカル)
Kimberly Davis(vo)
キンバリー・デイヴィス(ヴォーカル)
Folami(vo)
フォラミ(ヴォーカル)
Bill Holloman(sax)
ビル・ホロマン(サックス)
Steve Jankowski(tp)
スティーヴ・ヤンコウスキ(トランペット)
Rich Hilton(key)
リッチ・ヒルトン(キーボード)
Selan Lerner(key)
セラン・リーナー(キーボード)
Jerry Barnes(b)
ジェリー・バーンズ(ベース)
Ralph Roll(ds)
ラルフ・ロール(ドラムス)
●4.12tue. はコットンクラブにて公演
→詳細はコットンクラブ オフィシャルサイトへ
¥8,400(税込)
★4.17sun.(1stショウのみ)は20歳未満の方にもご入場いただける特別公演
一般¥8,400(税込)/20歳未満¥4,200(税込)
理由。
今回の来日にナイルが寄せる期待が大きいのにはいくつか理由がある。
まず、シックが久しぶりの新曲(1960年代からの友人たちクール&ザ・ギャングとの共演「アイ・ウォナ・ダンス」)をレコーディングしたこと。これを含むナイルの過去のベストヒットを集大成したコンピレーション・アルバム『ナイル・ロジャース/エヴリバディ・ダンス!』が来日直前に発売されること。盟友バーナード・エドワーズの東京での死去(1996年4月18日)から今年は15周年になること。そして、もうひとつ大きいことが、彼が昨年10月に前立腺癌と診断され、その除去手術を1月に行い、ずっとリハビリをしてきたが術後初のステージとなることだ。
ナイルによれば、
「今度日本でやるショーは、日本のオーディエンスのためだけにやる曲もある。新曲も加えるので、きっとみんなにとってサプライズになるだろう」という。
ナイルは、来日するときには4月を選ぶ。
「4月という月は、僕のパートナー、バーナード・エドワーズが日本で亡くなった月だからだ。毎年4月というと、スピリチュアルなつながりを感じるんだ」
とそのこだわりを語る。
こうしたことがからみあって、ナイルにとってはいつもとは違う格別な思いで日本のブルーノート東京のステージに立つことになるのだ。
ナイルは毎年定期健診を受けていたが、そんな中で癌が発見されたことに大いなるショックを受けた。1月4日に手術を受け、1月14日にブログで公表。以来手術後のリハビリ、セラピーとして毎朝1時間半ほど、約6キロのウォーキングを欠かさない。癌になったことでナイルは大きな人生観の変化を見た。
絆。
毎朝ニューヨークや、コネチカットの自宅周辺を、ナイルは自分の頭に浮かぶ曲を歌いながら散歩する。自分が作った作品や、一緒に音楽を作った仲間やコラボレートしたアーティストたちに思いを馳せる。そして、これほど多くの仲間に囲まれ、自分は世界一幸せな人間だと思う。彼が癌を公表して以来、そのブログには世界中から優しい愛にあふれたコメントが寄せられ、ナイルも個別に返信している。
ナイルは言う。
「癌は孤独な病気だ。逆説的だが、孤独な病気ゆえに人々を結びつける。それはあたかも僕がプレイする、人々をひとつにするダンス・ミュージックとよく似ている。それこそが、グッド・タイムス(よき時)だ」
34年前、シックを結成したとき、ナイルとバーナードは「今の時代の音を作ろう」と考えた。
「まさか、30年後に、そのサウンドが僕たちやファンたちのハート&ソウル(心と魂)になるなんて夢にも思わなかったよ」と振り返る。
今年のシックは、いつもと違うナイル・ロジャース復活の大パーティーになるはずだ。会場でナイルたちのハート&ソウルをぜひ感じ取って欲しい。そして、ナイルとバーナードの熱い絆がステージの上で満開の桜を咲かせることになるだろう。
ナイル・ロジャースから、日本の皆様へのメッセージ
http://www.nilerodgers.com
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http://twitter.com/NileRodgers
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→myspace
1952年、ニューヨーク生まれ。『LE FREAK』や『ダンス・ダンス・ダンス』といった誰もが知るヒットを飛ばした70〜80年代のディスコ・ブームを代表するバンド“シック”のリード・ギタリスト、ソングライター & プロデューサー。マドンナの「ライク・ア・ヴァージン」、デヴィッド・ボウイの「レッツ・ダンス」の世界的ヒットをはじめ、ダイアナ・ロス、デュラン・デュラン、ミック・ジャガーなど、数々の大物アーティストも手がけた。