レジェンドふたりの共演ふたたび
ジャズの真髄を満喫する貴重なデュオ公演

1960年代から第一線に立つジャパニーズ・ジャズ・ドラムの最高峰、森山威男。日本を代表するジャズ・ピアニストの山下洋輔。今年4月に開催された「JAZZ AUDITORIA 2025」で満場の観客を沸かせたふたりが今度はブルーノート東京のステージを飾る。フリー・フォームのエネルギッシュな演奏でジャズ界に衝撃を与えた“山下洋輔トリオ”。その一員として頭角を現した森山は、トリオ脱退後の1977年より自身のグループを結成。トリオ解散後も山下と共演を重ねるなど国内外で活躍し、シーンを牽引し続けている。前回の共演では、過激さと繊細さが同居するジャズの自由さを存分に発揮し、オーディエンスを魅了した彼ら。年内いっぱいで演奏活動をいったん休止することを発表した山下の休養直前となる貴重なライヴ、記憶に刻まれる一夜になることは間違いない。