「ウィスパー・ノット」、「アイ・リメンバー・クリフォード」、「ブルース・マーチ」等、ジャズ史上に輝く数々のナンバーを作曲。サックス奏者としても円熟を極めるベニー・ゴルソンが、90歳を記念して再びブルーノート東京に登場する。’40年代からプロ活動を始め、クリフォード・ブラウン、ディジー・ガレスピー、アート・ブレイキーらと共演。’60年にアート・ファーマーと“ジャズテット”を結成し、2004年に公開されたスティーブン・スピルバーグ監督の映画「ターミナル」では物語の鍵を握る人物を好演した。いまなお衰えぬイマジネーションとバイタリティで、ジャズの豊かな歴史と伝統を体現するゴルソン。レジェンドの真髄を体感したい。
★MEMBER:
ベニー・ゴルソン
1929年ペンシルヴァニア州フィラデルフィア生まれ。クリフォード・ブラウン、ディジー・ガレスピーらと共演後、’58年にアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズに迎えられて名声を確立した。一時作編曲に専念するが、’70年代後半からサックス演奏を再開。現役最長老のひとりとして精力的に活動する。代表的リーダー作に『フリー』、『ターミナル1』、参加作にブレイキー『モーニン』、カーティス・フラー『ブルースエット』等。
マイク・ルドーン
1956年コネチカット州ブリッジポート生まれ。ミルト・ジャクソンとの共演を経て、’90年代からベニー・ゴルソンのバンドでレギュラー・ピアニストを務めている。エリック・アレキサンダーを迎えた最新リーダー作『フロム・ザ・ハート』では、全編オルガンを演奏。
バスター・ウィリアムス
1942年ニュージャージー州キャムデン生まれ。サラ・ヴォーン、マイルス・デイヴィス、ハービー・ハンコック、ロン・カーターら錚々たる面々との共演歴を持つ、ゴルソンが最も信頼を寄せるベーシスト。ドキュメンタリー映画『Buster Williams Bass to Infinity』が制作進行中。
カール・アレン
1961年ウィスコンシン州ミルウォーキー生まれ。’80年代半ばからプロ活動を始め、アート・ブレイキー直系のドラム・プレイで数々の名手をサポートしてきた。近年はベース奏者ロドニー・ウィテカーとの双頭バンドでも活動。ジュリアード音楽院のジャズ科主任教授も務める。
BENNY GOLSON QUARTET
ベニー・ゴルソン・カルテット
¥8,500(税込)
▼本公演は通常の公演時とは座席/シート名が一部異なります
カクテル名
BENNY’S DELIGHT
バジルをアクセントにベニーさんの大好きなトマトをベースに考案したスペシャルビアカクテル。
(Bartender:Takanobu Suzuki)