COMMENT
JUNKO ONISHI Solo & TIGRAN HAMASYAN “StandArt”
10.13 fri. の開催にあたり、ティグラン・ハマシアン、
大西順子さんへの推薦コメントをいただきました。
JUNKO ONISHI
挾間美帆
(作曲家)
住んでみてわかったことですが、ニューヨークの老舗ジャズクラブVillage Vanguardに何日も名を連ねるジャズ・ピアニストとなるのは並大抵のことではありません! 偉業をたくさん成し遂げてきた大西順子さんの最高にスウィングするピアノを、是非目の前でご堪能ください。
TIGRAN HAMASYAN
LEO
(箏奏者)
ティグラン・ハマシアン、待望の来日!いま間違いなく自分が一番影響を受けている音楽家です。彼の音楽は独特のリズムが注目されがちですが、ハーモニーの観点からも唯一無二の存在感を放ちます。アルメニアの伝統音楽、彼が聴いて育ったメタルロックのエッセンス、そしてそれを支える卓越した演奏力、それぞれの要素が合わさって生まれる彼だけのオリジナルの音楽言語はここでしか聴けません!今回は彼の最新アルバム『StandArt』からの選曲、本当に楽しみです!
JUNKO ONISHI
中村文則
(作家)
大西さんのソロが始まる瞬間、世界が変わるような印象がある。音が疾走し、躍動し、そして音楽をさらに探求していくような、哲学的ともいえる領域にまで私達を連れていく。
あまりにも、その全てが美しい。まさに異次元のピアニスト。
TIGRAN HAMASYAN
サラーム海上
(音楽評論家)
1990年代初頭、ソビエト支配が終わったばかりのアルメニアの国境の町ギュムリで、子供だったティグランは遠いアメリカのジャズにのめり込んだ。1500年以上も昔から伝わる聖歌や厳しくも美しいコーカサス山脈の自然に囲まれて育った彼は、異国のジャズに一体どんな夢を見たのだろうか? 今回の『StandArt』公演はティグランが描くアメリカとアルメニアの音楽版現代史だ。