Mr.ジャズ・ベースがカルテットで登場
レジェンドを体感する至高のステージ
至高のプレイと格調高いサウンドで、ジャズ・ベースを象徴する巨匠ロン・カーターが待望のカルテットで登場する。1963年にマイルス・デイヴィスのバンドに加入し、『マイ・ファニー・ヴァレンタイン』など数多くの名盤に貢献。その後もジム・ホールやハービー・ハンコックのバンド、さらに自己のグループでも多彩な活動を展開。“最多レコーディング数を誇るジャズ・ベーシスト”としてギネス世界記録を保持し、2021年には日米親善に寄与したとして旭日小綬章を受章するなど、国境を越えて敬愛されている。カルテットのメンバーには、これまでもツアーやレコーディングで共演を重ねてきたリニー・ロスネス(ピアノ)、ジミー・グリーン(サックス)、ペイトン・クロスリー(ドラムス)の名手たちが参加。レジェンドを体感する極上の夜となる。
NEWS
2025.10.10
ザ・ロンカーター・カルテット Japan Tour in 2026 特設ページを公開しました。
SCHEDULE
2026 1.11 sun., 1.12 mon.
ブルーノート東京 
TOKYO
2026 1.14 wed.
東海市芸術劇場
AICHI
2026 1.16 fri.
すみだトリフォニーホール
TOKYO
2026 1.17 sat.
高崎芸術劇場
(スタジオシアター)
GUNMA
2026 1.18 sun.
山形テルサホール
YAMAGATA
RON
CARTER
ロン・カーター
10歳からチェロを始め、ハイスクール時代にベースに転向。イーストマン音楽院で学位を取得後、チコ・ハミルトンのバンドで本格的なプロ活動を開始し、マンハッタン音楽学校にも入学(1961年に修士号を取得)。エリック・ドルフィー、ビル・エヴァンス、ウェス・モンゴメリーらとの共演を経て、63年から68年にかけてはマイルス・デイヴィス・クインテットに在籍。ハービー・ハンコックやトニー・ウィリアムスとリズム・セクションを構成し、ジャズ界に新風を吹き込んだ。70年代初頭から半ばにかけては、ジャズの大衆化に貢献したレーベル“CTI”のベーシストとして多忙を極め、ジョージ・ベンソンやジム・ホール等の作品に参加するほか、『Spanish Blue』など数々のリーダー作も発表した。70年代後半にはハンコック、ウィリアムス、フレディ・ハバード、ウェイン・ショーターとの“VSOPクインテット”でも活動、87年には映画『ラウンド・ミッドナイト』の音楽で初のグラミー賞を獲得した。2022年にはドキュメンタリー・フィルム『Ron Carter: Finding the Right Notes』が製作されている。精力的なライヴ活動、教育活動のいっぽうで、2200種を超えるレコーディング・セッションに名を刻んできた。そのベース演奏を求めたミュージシャンはジャズ界に限らず、ビリー・ジョエル、ロバータ・フラック、ア・トライブ・コールド・クエストにまで及ぶ。
自ら発明したメロディ楽器“ピッコロ・ベース”をフィーチャーしたユニット、ドラムレス編成で室内楽的なジャズに取り組む“ザ・ゴールデン・ストライカー・トリオ”等でも来日公演を行なってきたが、今回はワン・ホーン・カルテット“フォーサイト”によるステージ。70年に及ぶキャリアが反映された、豊穣なモダン・ジャズを届けてくれることだろう。

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