Lady Day And John Coltrane
世界初演となる
ジャズ/ソウル界の重鎮ブライアン・ジャクソンとヒップホップ界のレジェンド、ヤシーン・ベイが共演し、時代やシーンを変えた楽曲の数々を届けながらギル・スコット・ヘロンの革命的な芸術性を称える。 ギル・スコット・ヘロンの声とビジョンは、今なお世代を超えて人々にインスピレーションを与え続けている。
ギル・スコット・ヘロンは、スポークンワードにブルースやジャズを重ねた独自のスタイルで知られる、アメリカのジャズ詩人/音楽家/作家。彼の歌詞/作品は、ハーレム・ルネサンスの詩的伝統に深く根ざしながら、黒人の政治的・文化的表現に新たな言語を切り拓いた。
ブライアン・ジャクソンは、ジャズ・ピアニスト/作曲家/アレンジャーとして、革新的なグルーヴと洗練されたハーモニーで1970年代のコンシャス・ミュージックを形づくった存在。 10代で頭角を現し1969年にリンカーン大学でギル・スコット・ヘロンと出会う。9枚のアルバムと数々のツアーを通じてジャズ、ファンク、ポエトリーを横断し、公民権運動の時代の精神を映し出しながら、ポピュラー音楽の表現を押し広げてきた。ジャクソンのキーボードは豊かで流れるようにしなやか、そしてソウルフル。繊細さと深みを体現する演奏はいまなお色褪せない。
ヤシーン・ベイは、長年にわたりヒップホップの表現と可能性を押し広げてきた。1990年代後半、時代を象徴するコラボレーションを経て頭角を現し、その後は独自の道を切り拓く。その作品は鋭いリリックと社会への鋭い視点、そして深い音楽性によって特徴づけられている。詩とリズムを自在に行き来しながら、社会と向き合う表現を現在へとつなぎ、世代を超えて響き続けている。
ステージにギル・スコット・ヘロン本人の姿はなくとも、そのスピリットは一音一音に宿っている。ブライアン・ジャクソンの楽曲は彼の言葉に命を吹き込み、そのパートナーシップは現在の音楽にも影響を与え続けている。ラップのゴッドファーザーであり、社会を鋭く見つめ続けた表現者としてギル・スコット・ヘロンはヤシーン・ベイのようなアーティストたちの礎を築いた。 ワールドプレミアとなる本公演では、ブライアン・ジャクソンとヤシーン・ベイがコンシャス・ミュージックのルーツへと立ち返り、ジャズ、ファンク、ソウル、そしてヒップホップの基盤を形作った創造の力を体感できる貴重な機会となる。
GIL SCOTT-HERON
by BRIAN JACKSON & YASIIN BEY
ギル・スコット・ヘロン
by ブライアン・ジャクソン & ヤシーン・ベイ
2026 5.22 fri.
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COMMENTS※五十音順
宇多丸(RHYMESTER)
これは言わば、後のラッパーたちにも深い影響を与えた ギル・スコット・ヘロンの「現在性」を、相棒ブライアン・ジャクソンを媒介に、 2026年の視点から改めて照らし出す試みだ。 そしてその案内人として、モス・デフ=ヤシーン・ベイ以上の適任者もいまい。 しかも世界初演!
目撃できる者は幸運だ。
尾川雄介(UNIVERSOUNDS)
ギル・スコット・ヘロンとブライアン・ジャクソンが 1970年代に抽出し成熟させたスピリットとエモーションを湛えた音楽。 これまでもシーンに大きな影響を与えてきたその音楽が、 いま本人の手により更新されようとしている。 精神性は受け継がれ、情感は深まり、サウンドは刷新される。 これは単なる回顧ではない。もはや誕生である。
押野素子(翻訳家)
ブッキング担当者にボーナスをあげてほしいくらい魅力的なトリビュート・ライヴ! 混沌&暗澹の今だからこそ、ギル・スコット・ヘロンの詩が切迫感をもって響くはず。 ヤシーンは、ヒップホップ界最高峰のライヴ・パフォーマーです。
MURO(DJ)
長年DJプレイし続けている「The Bottle」や「It’s Your World」の名曲を ギル・スコット・ヘロンと共に生み出したブライアン・ジャクソンと、 ヒップホップ界の詩人Yasiin Beyとの胸熱のコラボレーションが実現!! 両者からなる化学反応で、今、ギル・スコット・ヘロンが蘇る!
DJ KOCO aka SHIMOKITA(DJ)
海外でのDJプレイに、名曲「The Bottle」「Angel Dust」をよく持って出かけます。 この2曲に限らずブライアンの楽曲をサンプリングしたヒップホップもセットに入れています。 ミュージシャンとしてリスペクトする彼のライブが観れるなんて、本当に楽しみです。