リズム＆ハーモニーのスーパー・トライアングル
凄腕プレイヤーが集結した話題のトリオが初登場

井上鑑、山木秀夫、三沢またろう。“精緻で野蛮なリズムキング”のふたりと“ハーモニーのパティシェ”によるスーパー・ミュージシャン・チーム、DSD trioがブルーノート東京に初登場。ユニット名はDSD（Direct Stream Digital）による高音質（ハイレゾ）音楽フォーマットの頭文字と、ドラム＋シンセ＋ドラム（パーカッション）という希有な編成のダブルミーニング。 リズムとハーモニーの無限の可能性から生み出される自由な音楽は、バルトークからテクノ、ボサノヴァからジャズファンク、CSNYからレディオヘッドを経て、バリ島、そして緑あふれるケルトまで、果てのない音楽旅行へと誘ってくれる。解き放たれた音に乗って、まだ見ぬ世界へ出かけよう。ライヴのスリルと魅力を存分に味わいたい。

★メンバープロフィール：

井上鑑
東京生まれ。桐朋学園大作曲科在学中（三善晃氏に師事）より作編曲家として音楽活動を開始、「Prophetic Dream」でデビュー以降13枚のアルバムを発表。寺尾聰「ルビーの指環」で日本レコード大賞編曲省受賞。大瀧詠一、福山雅治、佐野元春、吉田兄弟他多数のヒット作、話題作に参加。先鋭な感覚と確かな手法で多彩な表現を展開している。ピーター・ガブリエル周辺のイギリス人アーティストと深く交流、コラボしており最近作はチャド・ブレイクがエンジニアとして参画している。

山木秀夫
熊本生まれ。沖縄での修行後、市川秀夫トリオに入団して上京。清水靖晃、笹路正徳らと「マライヤ」結成。名ドラマーとしての揺るぎない評価に加えアーティスト活動も国際的かつ多彩。渡辺香津美バンドを始めビル・ブラッフォード、アート・リンゼイ、ジョン・ゾーンらと共演。井上陽水、福山雅治、B’Z、等のビッグネームからのファーストコールプレーヤーであり、最近は教育者としての魅力を開花させ、若手ドラマー達のカリスマとなっている。

三沢またろう
苫小牧生まれ。東京音楽大学打楽器科卒。在学中から「Sugar」「高橋真梨子バンド」等で活動を開始。スタジオプレーヤーとして第一線で多忙を極めつつ「米米CLUB」メンバーとしてそのステージングが注目される。桑田佳祐、福山雅治、中島美嘉などの録音・ツアーで活躍。現代音楽から古典落語までを網羅する才人であり、洗足学園等で後進の指導も続けている。その一方、CSNYをこよなく愛しアコースティック・ギターへの愛は限りなく深く純粋である。