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THE SUFFERS

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原田和典のBloggin' BLUE NOTE TOKYO


「ブルーノート東京」ではファンキー・ミュージック・ラヴァー垂涎の公演が続いています。先日までタワー・オブ・パワーが結成50年の貫録と迫力でオーディエンスを熱狂させていましたが、昨日からは気鋭グループ、ザ・サファーズがフレッシュなステージを繰り広げています。世代は違えども、グルーヴに寄せる愛は同じ。両方のライヴを体験することで、あなたはさらに音楽の醍醐味を実感することになるでしょう。

ザ・サファーズは2011年、テキサス州ヒューストンで結成されました。2016年6月の初登場(初来日)以来、約2年ぶりのステージです。「日本にまた来ることを待ちわびていたわ。前回の公演に来てくれたひとはいる?」と紅一点のカム・フランクリンが呼びかけると、客席の3~4割が手をあげます。一度見るとまた見たくなる、リピーター率の高いバンドがザ・サファーズなのだと言っていいでしょう。当然ながらセットリストは前回とは大きく異なり、「I Think I Love You」「Mammas」「What You Said」など最新アルバム『Everything Here』からのナンバーもたっぷり。カムは全曲でリード・ヴォーカルをとり、さらに曲間のMCも担当。オーディエンスに盛んに語りかけながら、和やかな雰囲気を作り出します。さらに曲によってはダンスも披露し、文字通り休む間もない活躍でバンドをリードしました。

トランペットのジョン・ダービンとトロンボーンのマイケル・ラゾはアンサンブルとソロの双方で才能を発揮、キーボードのパット・ケリーはバック・コーラスでもいい味を出していました。ホセ・チャピー・ルナのパーカッションはラテン調やレゲエ調のナンバーで存在感を放ち、「Gwan」(デビュー・アルバム収録曲)では鮮やかなソロも楽しませてくれました。「私たちはもともとスカやレゲエのカヴァー・バンドだったの。今も初心を忘れていないわ」というカムの前振りから始まったのは、アルトン・エリスの古典的名曲「I'm Still in Love」。アダム・カスタネーダの重厚なベース、ケヴィン・ベルニエの乾いたギター・カッティングにも耳が引き寄せられました。

この夜、外はあいにくの強風でしたが、本日から天気は快方に向かうようです。ザ・サファーズの颯爽としたネオ・ヴィンテージ・ソウルの世界を、ぜひライヴでご体験ください!
(原田 2018 9.5)
Photo by Takuo Sato

SET LIST

2018 9.4 tue.
1st
1. THE ONE ABOUT SACE
2. DO WHATEVER
3. EVERYTHING HERE
4. I THINK I LOVE YOU
5. STAY
6. MAMMAS
7. MIDTOWN
8. WHAT YOU SAID
9. GWAN
10. GIVER
11. I’M STILL IN LOVE
12. YOU ONLY CALL
13. MAKE SOME ROOM
 
2nd
1. CHARLOTTE INTERMISSION
2. THE ONE ABOUT SACE
3. DO WHATEVER
4. EVERYTHING HERE
5. I THINK I LOVE YOU
6. STAY
7. MIDTOWN
8. I’M STILL IN LOVE
9. NO NO NO
10. YOU ONLY CALL
11. MAMMAS
12. GIVER
13. MAKE SOME ROOM

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