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原田和典のBloggin' BLUE NOTE TOKYO


名門ブルーノート・レコードからの第2弾『ホワイル・ユー・ワー・スリーピング』が6月に登場したばかり。さらに知名度とファン層を広げているシンガー・ソングライター、ホセ・ジェイムズのジャパン・ツアーが始まりました。7月23日には「モーションブルー・ヨコハマ」、25日から27日にかけては「ブルーノート東京」で公演が行なわれますが、"旬の男は真っ先に見るに限る"と、ぼくは初日、22日に「コットンクラブ」で行なわれたファースト・セットに足を運びました。

「東京は大好きな都市のひとつだよ。親友もいっぱいいるからね」と語るホセ。椎名林檎とのコラボレーションも話題を呼んでいますね。来日公演も頻繁に行なわれているので、ファンとしては彼の歩みを定点観測しているような気分になります。このところのホセは順風満帆、従来以上に貫禄を感じさせます。自信にあふれた歌いっぷりやアクションは、まさしくスターの風格といっていいでしょう。

共演メンバーもホセが抜擢しただけあって、誰もが大変な実力者です。個人的には2010年代のピアノ/キーボード界の台風の目だと思っているクリス・バワーズの参加が肝でした。ベース、鍵盤ベース、バック・コーラスで大貢献していたソロモン・ドーシー、スライド・ギターでも異彩を放ったブラッド・アレン・ウィリアムス、誰もが熱演していました。ホセは「While You Were Sleeping」でしっとりとアコースティック・ギターの弾き語りを聴かせたと思えば、アリス・コルトレーン(伝説のサックス奏者ジョン・コルトレーンの妻、そしてフライング・ロータスの叔母)に捧げた「Bodhisattva」ではインド音楽をスパイスにしたサウンドを響かせます。個人的にはなぜかドノヴァンの作風を思い出しました。

プログラム後半も、CDではベッカ・スティーヴンス(現代ニューヨークを動かす女性シンガー・ソングライターのひとり)とコラボレーションしていた「Dragon」を取りあげたり、かと思えばアレサ・フランクリンとレイ・チャールズへのリスペクトをこめたという「Do You Feel」も披露。ここではウィリアムスが、デヴィッド・T・ウォーカーばりのソウルフルなオブリガートを聴かせました。ホセは軽くステップを踏み、目をつぶりながら歌詞を表現します。もちろんスマッシュ・ヒット「Trouble」もファンキーに歌いあげてくれました。

初日からこの盛り上がりなのですから、今後の公演はとんでもないことになるでしょう。好漢ホセ・ジェイムズのライヴをぜひどうぞ!
(原田 2014 7.23)

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