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MARLENE sings NETTAI JAZZ

artist MARLENE

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マリーン sings 熱帯JAZZ


公演初日リポート:MARLENE sings NETTAI JAZZ



灼熱のプロジェクト“マリーンsings熱帯JAZZ”が、ブルーノート東京に帰ってきました。
昨年6月に行なわれた公演は、いずれも超満員。連日、客席は総立ちだったとききます。アジアを代表する情熱の歌姫と、日本のトップ・ラテン・ジャズ・ビッグ・バンドの共演が、手の届きそうな近距離で楽しめるのですから、誰だってエキサイティングな気分になるはずです。
そして今回、各メンバーが忙しいスケジュールをやりくりした末に、待ちに待ったアンコール公演が実現したのです。

初日がおこなわれた5月9日は「母の日」でした。ステージにはカーネーションが飾られ、マリーンも真赤なドレスで登場。オープニングの「AIN'T NO MOUTAIN HIGH ENOUGH」からエンジン全開です。舞台上でのマリーンの表情は本当に多彩です。けっこう激しい身ぶり手ぶりもみせるのですが、それも実に自然なのです。その歌の主人公になりきっているかのようなアクションを交えながら、歌詞を観客に送り届ける彼女は、シンガーであると同時にアクトレスであり、そして圧倒的なエンターテイナーである、といえましょう。MCでもオーディエンスを大いに沸かせていました。

もちろん凄腕ミュージシャンが揃っている熱帯JAZZゆえ、充実したソロ・プレイも味わうことができました。木幡光邦(トランペット)、中路英明(トロンボーン)、奥山勝(ピアノ)、小池修(アルト・サックス)、宮本大路(バリトン・サックス)に加えて、アルト・サックス、ソプラノ・サックス、フルートでフィーチャーされたスティーヴ・サックスの大活躍ぶりにも唸らされました。リーダーのカルロス菅野もパーカッションやMCに大活躍、「SMILE」におけるマリーンとのヴォーカル・デュオも聴きものでした。

本編ラストは、待ってましたの「MAS QUE NADA」。もちろん場内は総立ちとなり、マリーンと観客のコール&レスポンスは永遠に続きそうな勢いでした。3度目の“マリーンsings熱帯JAZZ”がブルーノート東京で催されるのも、そう遠いことではないでしょう。
(原田 2010/5/9)



● 5.9sun.-5.10mon.
MARLENE sings NETTAI JAZZ
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