今年も登場!矢野顕子さんの公演限定メニュー | News & Features | BLUE NOTE TOKYO

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今年も登場!矢野顕子さんの公演限定メニュー

今年も登場!矢野顕子さんの公演限定メニュー

[MONTHLY BEST CHOICE | SPECIAL AUGUST MENU] 今年も、矢野顕子さんとコラボレーション!

 降り注ぐ太陽のまぶしさと熱気を蓄え、食材の力強さがみなぎる8月。矢野顕子トリオのブルーノート東京公演では、コラボレーションメニューが限定登場。食べることをとても大切に考え、食に関する楽曲も多い矢野さんのリクエストとは...?

photography = Kenta Yoshizawa [food], Mayumi Nashida [Akiko Yano]
text = Tomoko Kawai

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 N.Y.を音楽活動と生活の拠点としている矢野顕子さん。毎年、ブルーノート東京のライヴのために帰国すると、まず食べたくなるのが「熱いラーメンと冷たいラーメン」だそうです。 「昔、冷やし中華を冬でも食べたいという有志が、筒井康隆さん、山下洋輔さんを中心に集まっていて、私もその仲間に入っていました。確かに、なぜ夏しか食べられないのかと今でも思っています」。そう語る矢野さんがリクエストしたフードは「洋風冷やし中華」。スタッフの東真吾が、夏の食材をたっぷり使い、フランス料理の技法を散りばめながら完成させました。

 麵料理の要となるスープは、昆布だしとはまぐりの蒸し汁がベース。白ワインで酸味と香りを加え、すっきりクリアなコクを感じられます。具材は、なすやパプリカ、カリフラワーのカレー風味ラタトゥイユと、レモンビネグレットで和えたもやしやオクラ。仕上げに自家製のしいたけオイルをたらして、香ばしさと濃厚な風味を足しています。ひとくち目は、スープの洗練されたうまみに驚き、続いて中華麵と野菜を食べると、それぞれの食材の食感と香りに魅了される...。

 これは冷やし中華?それともフレンチ?「ジャンルのない、矢野さんの音楽のような料理」と東は語ります。この料理の垣根のなさをさらに加速させるのが、器に添えられたごまだれの存在。食べ進める途中でごまだれを混ぜて"味変"をすると、酸味、甘み、塩味、コクがぐっと増し「冷やし中華」の輪郭が鮮やかに浮かび上がってくるのです。

 そしてデザートの「~トリオ・デセール~」は、シェフの長澤が「3人がそれぞれの個性を発揮しながら調和している、矢野顕子トリオをイメージして3種を一皿に盛り込んだ」という意欲作。とうもろこしに枝豆、かぼちゃなど、リクエストの野菜をふんだんに取り入れています。手前のキューブ形のケーキは「ショコラブランのムース」。割るとマンゴーパッションのソースがとろりと流れ出て、なめらかなムースのアクセントに。中央の三角形は、しっとり食感のメレンゲの中に、はちみつのジュレとバタースコッチのクリームが詰められています。奥にはとうもろこしのアイス。甘くやさしいとうもろこしが口の中で溶けると、後味にピリリと赤唐辛子の刺激。枝豆パウダーをまぶしたクランブルやかぼちゃのソースとの色彩のコントラストにも惹かれます。

 ブルーノート東京での食事の楽しみ方について、矢野さんのオススメを聞いてみたところ、「演奏が始まると注文のタイミングが難しいかもしれません。でもうんと静かな曲以外は、演奏する側は気にしていないので、どんどん食べてほしいです。できればデザートまで行き着いて、お店側がこういう風にもてなしたいと思っているのを味わってほしい」と語ってくれました。やさしくお茶目、そしてメッセージ性のある矢野さんの歌のようなメニュー。音と食が響き合う体験を、ぜひ。

※数に限りがございます ※事前のご予約はお受けしておりません


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あなごとハマグリDASHIの冷麵 夏野菜のマリネ
1,800円(税抜)

可憐で爽やかなのに、食べ応えしっかり。だしと野菜の風味が香る冷やし中華。甘酸っぱくて濃厚なごまだれを少しずつからめながら食べて、変化を楽しみたい。



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~トリオ・デセール~
・ショコラブランのムース[ホワイトチョコレートのムース かぼちゃのソース]
・ムラング・シャンティ[メレンゲにはちみつのジュレ入り]
・とうもろこしのアイス[枝豆のクランブルを添えて]
1,400円(税抜)

丸・三角・四角の個性派トリオがどんな味を奏でるのか、ワクワクさせてくれるデザート。かぼちゃ、ネグリーズ、枝豆などエッジが立った香りが競演する一皿。



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長澤宣久(ながさわ・たかひさ) / ブルーノート・ジャパン グループシニアシェフ '91年に渡仏。各地方の名店で経験を積み、帰国後も現地の料理人や生産者との交流を大切にし、影響を受ける。日本の文化や伝統食材なども積極的に取り入れ、日々食と音楽の繫がりを追求している。

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東 真吾(あずま・しんご) ラーメン店での修行歴を持つという当店では異色の存在。スープの腕前を買われ、過去の矢野顕子トリオ公演では、まかないのラーメンを担当。毎日異なる味のラーメンを生み出し、矢野さんから喝采を浴びる。


AKIKO YANO TRIO
featuring WILL LEE & CHRIS PARKER
2019 8.23 fri., 8.24 sat., 8.26 mon., 8.27 tue.

8.23 fri., 8.26 mon., 8.27 tue.
 [1st]Open5:30pm Start6:30pm [2nd]Open8:20pm Start9:00pm
8.24 sat.
 [1st]Open4:00pm Start5:00pm [2nd]Open7:00pm Start8:00pm
公演詳細はこちら → http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/akiko-yano/

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