"芳醇なるバレンタイン"を召し上がれ | News & Features | BLUE NOTE TOKYO

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"芳醇なるバレンタイン"を召し上がれ

"芳醇なるバレンタイン"を召し上がれ

[MONTHLY BEST CHOICE | SPECIAL FEBRUARY MENU]THIS MONTH'S SPECIAL MENU"芳醇なるバレンタイン"を召し上がれ

2018年、ブルーノート東京が贈るバレンタイン・スペシャル・ディナーのテーマは、
"My funny Valentine"。甘く、ほろ苦い、あの名曲をイメージしながら
ダイニングで繰り広げられる大人のためのバレンタイン。
芳醇なカカオの魔法で叶える、とっておきの4皿で綴ります。

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カカオ&チョコレートの妙技が、食材の甘みや旨みを引き立てる

 チョコレートが甘いだけの食べものだなんて、もはや過去のお話。ベリーや花のようなニュアンスで華やかな融合を叶えたり、フルボディの男性的な力強さで圧倒したり。カカオ豆の種類が豊富になるにつれ、その風味は日に日に多様性をおびています。2018バレンタインライヴを彩る料理は、そんな食材の可能性を体感してもらえる新しいアプローチで表現したい。ブルーノート東京ならではの遊び心を忍ばせた、スペシャルなバレンタインディナーが完成しました。

 ひと皿目のアミューズは、カカオニブとマッシュルームを絶妙なバランスで融合した「マッシュルームとココアのポタージュ」。きのこの香り高さをカカオの苦味で引き出した、かつてない味わいをロゼシャンパーニュとともにご堪能ください。前菜は、「オマール海老とビーツのサラダ仕立て」。シェリー酒でマリネした海老のむき身とビーツを交互に重ね合わせ、甘さを控えたチョコレートとアプリコットソースで仕上げます。メインは「牛ホホ肉の煮込み カシス風味」。前皿のチョコレートのニュアンスと牛肉の滋味深い風味を繋ぐのが、カシスの酸味。北海道・折笠農園 熟成芋のピューレとともに、牛ホホ肉と絶妙なる黄金比を奏でます。そしてコースの〆、お楽しみのデセールは、下記であらためてご紹介します。

 

instrument

ムースショコラとバーチ・ディ・ダーマ、グラスバナーヌ、
パッションフルーツのソースを添えて

バナナとチョコレートのほろ苦さを融合した「自家製バナナチョコレートアイス」、ザクほろの食感がクセになる「カカオのバーチ・ディ・ダーマ」、しゅわっと淡雪のように口溶ける「キャラメル風味のムースショコラ」。3つのデセールをボンボンショコラ(1番右)の中から溢れ出す、甘爽やかなパッションフルーツのピューレを絡めてお召しあがりください。

 

 

上)バレンタイン・スペシャル・デザート フォンダンショコラ2018 ソルベルージュ
下)バレンタイン・スペシャル・カクテル

驚くほど軽い食感のフォンダンショコラと、
ニブの苦味を聞かせたカクテル

表面にナイフを入れると、サクッと繊細な感触とともに中からショコラがあふれだす「フォンダンショコラ2018」。小麦粉をいっさい使わず、卵とショコラのみで焼き上げるスフレのように軽やかなフォンダンショコラは、フレッシュフランボワーズ、イチゴ、グリオットチェリー、赤い果実に"赤桃"のピューレを加えた濃密風味のソルベと絶妙なコントラストを奏でます。カルヴァドス、イチゴのソース、カシスリキュールをカヴァで割る「バレンタイン・スペシャル・カクテル」。上からカカオニブを注いで完成するこのカクテルは、グラスの中を浮遊するカカオニヴの苦みのアクセントとともにお楽しみください。

 パティシエ

山口有佳里(やまぐち・ゆかり)
パティシエ
名曲"マイ・ファニー・バレンタイン"へのオマージュも表現
バレンタインとジャズを繋ぐのはやはりチェット・ベイカーの"マイ・ファニー・バレンタイン"。歌詞は決してハッピーなだけじゃなく、甘くほろ苦い大人の味。今回はそんな名曲へのオマージュです。デザートだけじゃなく全てに表現した"ショコラ"をクリスの音色とともにお愉しみください。

 チーフ

坂下範秀(さかした・のりひで)
クラブチーフ
女子会、グループも歓迎
ライヴとともに思い出を!
バレンタインは大切な人と二人で、という過ごし方ももちろんですが、昨今、女子会をはじめ仲間とのパーティーで楽しむ方々も増えています。しっとりしたトランペットのほか、ヴォーカリストも見応え十分、エンターテインメント性溢れるライヴなので忘れられない夜になること、請け合いです。

photogaphy = Jun Hasegawa
text = Akari Matsuura

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